今年もいくつかホラー小説を読んだので面白かったものを書いてみます。
※それぞれネタバレあります。
ぼぎわんが、来る
一番を挙げるならこれ。
「ぼぎわんが、来る」です。
「ぼぎわん」という得体のしれないバケモノに狙われる話。
幽霊?バケモノ?がじわじわと迫ってくる様子が怖い。
なぜ狙われるようになったのかの原因も怖い。
現れ方も怖い。
読んでいてゾクゾクします。
残念なのは倒し方。
ものすごく強い霊能者が出てきて退治するのですが、、、ベタな感じがします。
関連ホラー小説「ぼぎわんが、来る」が面白い。途中まで最高で最後がちょっとだけ残念
未読の方はぜひ。
拝み屋怪談シリーズ
実際に拝み屋を営んでいる著者の体験を元に書かれたもの。
「拝み屋怪談」としていくつかシリーズが出ていて全部読んでみました。
全てよかったのですが(よかったから全て読んだ)その中でも「花嫁の家」が一番怖かったですね。
必ず嫁が亡くなってしまう家。
拝み屋を営む著者が、これまで一度も最後まで語ることも記録に残すことも許されなかった、忌まわしき怪異譚をここに開陳。“花嫁が必ず死ぬ”といわれる旧家では、これまで代々の花嫁が数年の内に亡くなっていた。花嫁が死に至るまでの年月に子を成し、からくも次の代へと血を繋げている。この家に嫁いだ女性から相談を受けた著者は、いくども不可解な現象に悩まされる――。
シリーズでどれかを読むなら花嫁の家をお勧めします。
関連ホラー小説の拝み屋怪談シリーズが好き。「花嫁の家」が怖い
侵蝕
まったく知らない他人がいつの間にか家の中で絶対的な存在となる。
いつの間にかその家を乗っ取られる恐怖。
最初は本当にちょっとしたことがきっかけ。
そこからその家の住人として寄生し始める。
徐々にその家の中心的存在となり家を乗っ取る。
洗脳されていく様子が怖い。。
実際に事件を元にしているようでそれも怖い。。
未読の方はぜひ。
デスネイル
タイトルからして恐ろしい感じがしますが、、、本当に怖いのは人間だと思わされる小説です。
体の中に爪が生えてきて、、、。
想像するだけで気色悪い小説です。
本当にこんな病気があったら恐ろしいのですが、、、小説では他人に協力してもらえれば助かる可能性もありました。
が、助けてもらえず。
主人公は最初はネイリストとして人の役に立ちたいと思ってデスネイルにかかった子を助けてあげました。
その後、ネイルスクールの運営がうまくいくについて人が変わったようになり人望を失って、、、。
怖いのは人間だと思わされる小説です。
RIKA
出会い系でとんでもない相手で出会ってしまった話。
本当にありそうな話で怖い。
最初は奥手な人だと思っていたらとんでもない勘違い。
ストーカーどころではない粘着。
常識が通じないのが怖い。
こちらが何を言っても自分の信念を曲げない、何も聞き入れない、絶対自分が正しい。
そう思い込んでいるから恐ろしいことを平気でする。
自分の信念のためになら何でもやる。
間違っていない、正しいことだと信じているから恐ろしい。。
あげればもっとあるのですがキリがないのでまた機会があれば続きを書きます。
ホラー好きで未読のものがある方は是非読んでみてください。
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【編集後記】
昨日は税務調査の相談が1件。
その後に調査の立ち会い。
夜はクリスマスツリーの飾りつけを。
【イクメン日記】
祖母の家に泊まりに行っていた長男が帰ってきました。
やはり騒がしいですが何をしていたかを詳細に話してくれる姿が嬉しそうでよかったです。
【一日一新】
八王子駅 いろり庵
クリスマスツリーの飾りつけ