ホラー小説の拝み屋怪談シリーズが好き。「花嫁の家」が怖い

最近読んでいる「拝み屋怪談」シリーズが好きです。
特に花嫁の家が怖い。。

ホラー小説「拝み屋怪談」

最近読んでいるホラー小説の「拝み屋怪談」シリーズが好きです。

※ネタバレあります。

 

実際に「拝み屋」を営んでいる著者の体験をもとに書かれたホラー小説です。
拝み屋ってそもそも何だろうってところから不思議だったのですが本を読んでみるとよくわかります。
本に書かれている内容は仕事のうちの本の一部(特殊なもの)なのでしょう。
それでも何となく「拝み屋」の仕事について理解することはできます。

目に見えないものに関する仕事。

私は見えないですし見たこともありません。
本当にいるのかどうかわかりませんが信じていないわけではないです。

怪談集の中にメインの話

「拝み屋怪談」はシリーズになっていて数冊出ています。
ほぼ全て読みました。
構成はどの本も同じで、1・2ページのちょっとした怪談が続き、メインとなる話が途中に挟まれています。

最初は「何だ、細かい話がたくさんあるだけか・・・」と失敗だったなと思いました。
読み進めていくと途中でメインの話が出てきます。
で、またちょっとした怪談話が続いてまたメインの続きの話。

途切れ途切れでメインの話が出てきます。
ずっと通しで読むことができればいいのですが、日をまたいだりすると途中で違う話が入ってきたりすることもありちょっと混乱することもあります。

話の内容自体は面白いです。
自身の体験談をもとにされているところが多いように感じますのでまったくのフィクションとは違う感じがします。
(すべて事実とは思えませんが)

花嫁の家が怖い

何冊か読んで一番怖かったのは「花嫁の家」です。

拝み屋を営む著者が、これまで一度も最後まで語ることも記録に残すことも許されなかった、忌まわしき怪異譚をここに開陳。“花嫁が必ず死ぬ”といわれる旧家では、これまで代々の花嫁が数年の内に亡くなっていた。花嫁が死に至るまでの年月に子を成し、からくも次の代へと血を繋げている。この家に嫁いだ女性から相談を受けた著者は、いくども不可解な現象に悩まされる――。

代々の花嫁が必ず数年の内に亡くなる家。。。
その数年の内に何とか子孫を残し存続している。

本当に手元に置いておいて大丈夫かと不安になるくらい恐ろしい。
(読んだのはKindleですが)

上述したように、色々な話がところどころで挿入されています。
が、それが何らかの形で繋がっているのです。

未読の方はぜひ読んで見てください。

 

【関連記事】
ホラー小説「どこの家にも怖いものはいる」。複数の怪談に感じる共通点は残穢を思い出す

ホラー小説「熱帯夜」が面白い。「最後の言い訳」が斬新

ホラー小説のシェアメイトがジワジワくる怖さで面白い

【編集後記】
昨日はこもって仕事。
法人決算、確定申告など。
スマホ2台持ちにしたくて1台はiPhone買おうと思ったのですが高いですね。。

【イクメン日記】
学校で虫取りに行くとはりきってますが虫触れないよな、、、。
次男の方がまだ触れます。

【一日一新】
とある依頼
社会保険料の口座振替

       

“ホラー小説の拝み屋怪談シリーズが好き。「花嫁の家」が怖い” への1件の返信

コメントは受け付けていません。