ホラー小説のナキメサマを読みました。
結末は予想外でした。
ナキメサマ
※ ネタバレあります。
ホラー小説のナキメサマを読みました。
Amazonに書いてあったのはこれだけ。
衝撃の大どんでん返しに誰もが騙される……。 恐ろしい才能が放つデビュー作。
普通はもうちょっと説明があるのですが、、、、「衝撃の大どんでん返し」とあるだけでその他の内容がまったくわかりません。
角川ホラー文庫ですし表紙からしてホラーだとはわかりますが、その他の情報がありません。
レビューはたくさんついていたようなので読めばある程度はわかったかもしれません。
より楽しめるように最近は購入前にレビューは読まないようにしています。
読んでみた感想は、よかったです。
たしかに結末は予想できなかったし「どんでん返し」であることは間違いないですね。
ただ、結末ありきというかこの結末を書きたかったのかなという感じはします。
楽しめたのでよかったですが。
この著者は初めて読みましたがナキメサマがよかったのでぬばたまの黒女も買ってみました。
内容としては、よくある「田舎の村の儀式」です。
少し前に読んだ「お孵り」と同じような感じ。
田舎の儀式、風習の話です。
そこで信仰されているモノがいて・・・・。
カタカナでナキメサマ
ホラー小説にありがちなのはカタカナで表記すること。
「ナキメサマ」もそうです。
「シライサン」と同じですね。
「シライサン」だとパッと思いつくのは「白井さん」です。
でも白井さんではなく、、、。
フジサンのよう・・・。
ナキメサマもどんな意味なのかカタカナではわかりません。
鳴き女なのか何なのか。
鳴き声のような描写があるから「鳴き」なのかと思いきやそうではなく。
「無き」だった。
表紙を見れば何が「無き」なのかわかるかなと。
どんでん返し
先ほども書いたように確かにどんでん返しです。
主人公が以前に交際していた女性が故郷の村に行ったきり連絡が取れずに帰ってこない。
その女性を探しに村に行き怪異が起こり・・・。
女性と連絡が取れないというのは嘘でそもそも主人公を村に連れて来ることが目的だったという。。。その女性が今も主人公のことを想っていたから。
その女性が本当に好きな人を連れて来る必要があった、、、、のに実はその主人公は違う人で。
確かに読了後に考えてみると、おかしな点というか読んでいて変だなと感じるところはあります。
交際していた男女。
男と女でそれぞれ別れたときの描写があるのですが、なんか食い違っているような。
読んでいて「ん?」と感じてはいました。
最後の最後で「そういうことか」と納得できます。
時系列もそういうことだったのかと最後の方でわかります。
ミステリーの要素もあるしホラー要素もある。
ちょっとグロがあってくどい感じもしますが楽しめました。
未読の方はぜひ。
→ ナキメサマ
【編集後記】
昨日は月次の打ち合わせ。
夕方から子供たちの算盤に。
ずっと前に買ったメガネ洗浄機をようやく使ってみました。
かなり綺麗になったので満足です。
【イクメン日記】
次男はテニスの試合が近く楽しみにしています。
通っているスクール内だけなのですが初めての試合。
楽しんでくれればいいなと。
【一日一新】
とあるセミナー申し込み