小説「ウォッチメイカー」が面白い。意外な展開の連続で一気読み!

久しぶりに面白い小説を見つけました。
「ウォッチメイカー」です。

意外な展開となります。

ウォッチメイカー

たまに小説も読んでいるのですが、これは面白い!と思えるものは少ないです。
ウォッチメイカーは面白かった。
kindleで読んでいたのですがエスカレーターのわずかな時間でも読み進めたいと思えるほど。
上下巻の2冊をあっという間に読んでしまいました。

Amazonで見ると2010年とあるので結構古い小説です。
登場人物の「ライム捜査官」はシリーズものになっているようですね。

Amazonの紹介文によると、

“ウォッチメイカー”と名乗る殺人者あらわる。手口は残忍で、いずれの現場にもアンティークの時計が残されていた。やがて犯人が同じ時計を10個買っていることが判明、被害者候補はあと8人いる―尋問の天才ダンスとともに、ライムはウォッチメイカー阻止に奔走する。2007年度のミステリ各賞を総なめにしたシリーズ第7弾。

ミステリ各賞を総なめにした、とあります。

意外な展開

大どんでん返しではありませんが、意外な方向に話が進んでいくので先が気になって気になって仕方ない小説です。
上巻はゆっくり進むのでそれほど、、、といった感じですが下巻の途中から一気に話が進んでいきます。

※以下ネタバレあります。

 

連続殺人の被害者の共通点を解明しておわりかと思いきや・・・
そもそも殺人などしておらず・・・
別の目的のために事件を起こしたと思わせて・・・
同時進行の別の事件と繋がって・・・
でも本当の目的はまた別にあって・・・

といった感じです。

下巻の途中で犯人があっけなく警察に捕まります。
「えっこれで終わり??」と思いきやなぜこんな事件を起こしたのかの説明があって「なるほど!」と。
だからこんな面倒な事件を起こしたのかとわかります。
犯人は警察に捕まりますが大きな犯罪をしていないことで釈放。
で、終わり。

と思いきや、犯人がまったく別の目的があったことがわかります。
ここからは本当に先が気になってくるところです。

ここまでで下巻の半分くらい。
残念なのは紙の本でもkindleでもあとどれくらいで終わるのかがわかってしまうところ。
まだこれだけページ数があるからまだ何かあるな・・・となんとなくわかってしまうんですよね。
(気にしなければいいのでしょうが)

登場人物が誰が誰だかわからなくなることも。。

まとめ

ちょっと古い小説ですがかなり楽しめました。
上巻はゆっくりなので怠い感じがしますが、下巻の途中から終わりまでは一気読みです。

未読の方は是非!

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【編集後記】
昨日は申告相談。
戻って会計処理、夕方からまた別の用事。
本の影響でモノの整理を。

【イクメン日記】
4月から小学生。
楽しみにしているようでちょっと不安もあるようです。
親としても同じ気持ちです。

【一日一新】
ドトール アメリカン
マクドナルドのカフェラテ

【読んだ本】
お金の天才の育て方

       

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