ホラー小説の「こどもつかい」を読みました。
子供に対する接し方まで考えさせられます。
小説「こどもつかい」
※ネタバレあります。
ホラー小説の「こどもつかい」を読みました。
タイトルをみて即買い。
タイトルと表紙からして子供に関するホラーなのは簡単に想像できます。
映画の「こどもつかい」があってそれの小説版のようですね。
映画は見ていないのですが『呪怨』の清水崇の作品のようです。
呪怨は確かに怖かったですからね。
「こどもつかい」も怖そうですがレビュー見るとイマイチなのかな・・。
小説の商品紹介からして怖いです。
悪いオトナに「死」を届ける、簡単なおつかい。
子供たちはテレビの初めてのおつかいが好きで見ていますが、、、こんなおつかいは怖い。
新人記者の駿也は、我が子を傷つけていた母親の不審死事件を取材する過程で「トミーの呪い」という都市伝説を知る。こどもが失踪してから3日後に、家族などの近しい大人が謎の死を遂げるというのだ。こどもたちの間に流布する奇妙な歌を手がかりに調査を進める駿也だが恋人の尚美が呪いの標的にされてしまう。死の運命から逃れるため奔走する二人の前に漆黒のマントを纏う男の影が―。
トミーの呪いという都市伝説的な話になっているのも怖い。
子供から「死」を届けられると3日後に殺されてしまう。
子供への接し方を考えさせられる
悪いオトナに「死」を届ける、簡単なおつかい。
とあるように、子供に悪いことをした大人が罰を受けて殺される内容です。
虐待している母親に罰。
万引きをした少女に悪いことをした罰。
子供に「いらない」と思われてしまうと死を届けられてしまいます。
テレビで虐待のニュースを見るたびに複雑な気持ちになりますが、本当に「死のおつかい」があったらと感じました。
呪いの元凶となる話も怖い。
どうしようもない親に育てられた少年が売られてしまう話。
その少年が徐々にいたぶる快感に目覚めてしまい。。。
虐待されていたのが虐待する側になってします。
歯止めがきかなくなり・・・。
本当に怖いのはこれかもしれません。
ホラーとしてよりも子供への接し方を考えさせられる小説でした。
未読の方はぜひ。
→ こどもつかい
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【編集後記】
昨日は次男の発表会。
体調不良でお休みが多く心配でしたがしっかりできていました。
楽しそうだったのが一番よかったです。
その後、久しぶりにコストコに。
【イクメン日記】
発表会は緊張したようです。
長男より次男の方がダンスは上手です。
運動神経は次男の方が良さそう。
【一日一新】
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