営業が苦手でも独立をあきらめない。何とかするしかないしみんな苦労するもの

独立時の一番の不安は営業ですよね。
仕事が取れなければ食べていけません。
独立してみてわかったのは、営業が苦手だから独立しないのはもったいないということ。

営業が嫌で退職

新卒で入社したのは中古車販売会社でした。
中古車を買い取って販売をする仕事です。

店舗には数人の営業社員がいるのでお客さまの取り合いがありました。
車で来店されたら誰よりも早くお客さまのところに近寄らないと仕事ができません。
営業なので成績があがらないと給料も増えません。

壁に「営業の成績表」が貼ってあるようなところです。

私はホントに営業が嫌でお客さまが来店しても他の社員に接客してもらっていました。
営業社員がすべて接客中で私しか残っていないときに来店された場合だけ対応していたような感じです。

そんな感じなので1年足らずで退職してしまいました。
車が好きだったので少しは頑張れたのですが、、、毎朝会社に行くのがつらくなり退職。

営業が必要なフリーランスに

そんな営業嫌いの私が自分で営業しなければいけないフリーランスになりました。
自分でも不思議な気持ちです。

税理士資格を取得してから5年くらいフラフラして独立に踏み切れなかったのはやはり「営業が苦手」だからです。
なんのあてもなく本当に0からスタートしなければいけなかったので本当に躊躇していました。

営業が苦手でもやってみないとわからない

独立してなんとか3年目に入りました。
税理士業界は営業に苦手意識がある人が多いのかなと感じます。
もちろん得意な人もいるでしょうが、私の感覚だと苦手に感じている人の方が多かったです。

独立したいと思って税理士を目指したのに、いざ資格を取ったら営業が苦手で躊躇してしまっている人も多いのではないでしょうか。

実際に独立した今感じるのは、苦手だからと躊躇しているのはもったいないということ。

私も5年近く躊躇して迷いに迷って色々なことを考えました。
どうすれば仕事を取れるか、どうすれば顧問契約できるか、どうやって収入を得るか。
本当に色々考えたのですが、いまは当時考えていたことは全くあてはまりません。

独立してみないとどうなるかはわからないのです。
想定通りになんていきません。

やり方はいろいろ

独立した以上は自分で食べていけるだけの収入を確保しなければいけません。
そのやり方はいろいろです。

税理士なら従来通りの顧問契約を取る、士業からの紹介をしてもらう、交流会に参加する方法もあればブログなどネット営業もあります。

ハードルを低くする

営業が苦手＝それほど売上が取れない。

であれば必要な売上を低くすればハードルは下がります。
月に5件とらなければいけないところを3件で済むようにすればいい。
税理士なら自宅を事務所にできるし、揃えるのはパソコンやソフトなど最低限のものだけでもいいわけです。

単価を上げる努力も必要です。
取れる件数が少ないのであれば単価を上げることも必要になります。
同じ50万円の売上なら5件より3件で達成できた方がいいわけです。