小説「影武者徳川家康」が面白い!時代小説を読んだことなくても楽しめる

小説「影武者徳川家康」を読みました。
時代小説は読んだことなかったですが面白かったです。

影武者 徳川家康

初めて時代小説を読みました。
小説は今までも読んだことはあったのですが時代小説は初めて。
時代小説に絞って探したわけではなく「面白い小説」で検索していて見つけたのです。

「面白い小説」で検索していくつかのサイトででてきたのが「影武者徳川家康」です。

影武者徳川家康は上中下の3巻。
Amazonでみるとこの記事の執筆時点でレビューが62個ありました。
影武者徳川家康レビューが62個は多いですよね。
それだけ読まれているということです。

この小説を題材にしたマンガもあるようで知っている人が多いかもしれません。
私も読み進めていくうちになんか似たような話のマンガを読んだことある・・・と思いました。
(結局思い出せませんでしたが)

※以下ネタバレあります。

 

時代小説を読んだことがなくても楽しめる

面白そうだなと思ったのですが時代小説っぽいので敬遠していました。
何となく時代小説は楽しめないと思い込んでいたのです。

ですが複数のサイトでおすすめされていて、徹夜小説とまで書かれているところもあったことで読んでみることに。

結果、ものすごく面白かったです!

時代小説を読んだことがなくても楽しめます。
私は今まで一冊も時代小説を読んだことありませんでしたが「影武者徳川家康」はすごく面白かった。

いきなり家康が・・

影武者徳川家康は上中下の3巻。
上巻は有名な関ヶ原の戦いから始まります。

衝撃的なのは上巻のしかも初めの頃にいきなり家康が暗殺されてしまうこと。

冒頭でいきなり家康が暗殺されてしまうのです。
そこから影武者の話がスタート。

最初はいかにバレずに済ませるか、がハラハラです。
もちろん側近中の側近は影武者が入れ替わったことを知っているわけですが、みんなに知られるわけにはいかない。
関ヶ原の合戦は馬に跨っている姿は家康そのものの姿で、怪しまれずやりすごす。

問題は女性関係。
当時の家康は何人もの女性がいたようです。
特にかわいがって何度も関係を持った女性たちを誤魔化すのは無理。
どうやり過ごすのか、も面白い。

秀忠とのやり取りも面白い

小説の中でかなりの部分を占めるのが二代将軍の秀忠とのやり取りです。

秀忠はもちろん家康が影武者であることを知っています。
影武者に征夷大将軍につかせてすぐに自分にその地位を譲らせようとするわけです。
征夷大将軍を継がせれば影武者である家康は用済みなのでいつ暗殺されるかわからない。

影武者の家康もなかなかのやりてで秀忠を何度なくやり込めます。
心理戦が楽しい。
征夷大将軍を譲り用済みとなった後も暗殺されないように手を回していく様が面白い。

この小説を読むと秀忠がひどい人物だと思わされてしまいます。
無能で執着するひどいトップ。
そんな印象しか残りませんでした。。

 

本物の家康が冒頭でいきなり亡くなる。
影武者が成り代わりますがすぐバレるかと思いきやこの影武者が相当なやり手で・・・。

非常に面白いので未読の方は是非読んでみてください。
できれば上中下の3巻そろえてから読んだ方がいいです。

 

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【編集後記】
昨日は実家に。
甥っ子もきていて一緒に遊びました。
男3人なのでものすごいです・・。

【イクメン日記】
いつも兄弟だけなので甥っ子がいると楽しいようです。
次男もようやく一緒に遊べるようになってきました。

【一日一新】
子供たちとみかん狩り