【クロサワコウタロウ】珍夜特急だけじゃない。屍山も面白い

珍夜特急が面白く一気読みしました。
それだけでなく屍山も面白いです。

深夜特急ではなく珍夜特急

面白そうな小説を探すのが趣味の一つです。
毎日のようにAmazonで探しています。
主にホラーが多いのですが、ホラーだけでなく面白そうだと思った本は買っています。

少し前に見つけたのが「珍夜特急」です。
珍夜特急
似たようなもので「深夜特急」がありますが違います。
深夜特急も以前に読んだことがありました。
深夜特急深夜特急は評判通り面白くて一気読みした記憶があります。

深夜特急と珍夜特急、名前が似ていることもあり買ってみたら大当たりでした。
面白くてこちらも一気読み。
セカンドシーズンまで読んでしまいました。
珍夜特急珍夜特急はバイク旅の本です。
バイク旅というと軽く感じるのですが、野宿の様子などリアルに伝わってきます。
日本のように安全な国ばかりではありませんからね。

かなり危険なところでを旅している緊迫感もあるし、好きなことをしている楽しさも伝わってきてかなり面白い本です。

インドのカルカッタからポルトガルのロカ岬まで、ユーラシア大陸を単独バイクで横断する――。19歳の”私”は、大学の学費を費やして行ったタイ旅行でどこからともなくそんな啓示を受ける。
すぐに卒業を諦め、3年間に及ぶ準備期間を経ていよいよインドに入国した”私”は、いきなり送ったバイクを受け取れないというハプニングに見舞われる。
こんな調子で、それまで日本ですらまともなツーリングもしたことのなかった”私”が、ポルトガルまで無事に走り続けることができるのだろうか――。期間約1年、5万キロにわたるトラブルまみれの旅が、いま始まる!

未読の方はぜひ!
深夜特急が好きな方なら楽しめるかと。
この記事の執筆時点だとAmazonのKindle Unlimited になっています。

→ 珍夜特急

屍山も面白い

珍夜特急は著者のリアルな体験を書かれていますが、小説の屍山も面白いです。
屍山の画像実は屍山が珍夜特急と同じ著者だとは知りませんでした。
読後に気づいたのです。
Amazonのオススメで出てきて面白そうだから読んだのですが、よくよく考えると珍夜特急を読んでいて同じ著者だからオススメで出てきたんですよね。

この「屍山」も面白い。
正直、同じ著者とは思えません。

小説もかけるのがすごいなと感じました。
テンポも良く、ストーリーもよく考えられていて読みやすいです。

鹿庭山(しかばやま)の山上(やまがみ)地区にてペンションを営んでいるオーナーシェフ――甚内昇平はその日、奇妙な夢を見た。それは厳密に言うと夢ではなく、夢の形を借りて思い起こされた遠い日の記憶であり、そこに登場した少女の警告内容に彼は嫌な胸騒ぎを覚える。
「昇平、三十年以内にこの町を出ろ。これは命に関わることだ」
三十年はとうに過ぎ、現在はあの年より数えること三十四年目。彼女の警告をないがしろにした訳では断じてなかったものの、結果的に甚内は四年前、この町――珠里(たまり)町を囲む鹿庭山に戻ってきてしまった。
かつてクラスメイトだったいささか風変わりな少女が発した突拍子もない警告。それが何故この段になって思い出されたのか――甚内はそのことが不思議でならなかったが、翌日、計ったかのように同山の麓にて変死体が発見された。それを機に甚内をはじめとしたペンション「月ヶ丘」の人間は、思いも寄らない事件に巻き込まれていくのだが――。

「三十年以内にこの町を出ろ。これは命に関わることだ」と警告される描写があり、幽霊・怨念などをイメージしたのですが全く違いました。
人が亡くなる話ではあるのですがホラーではありませんので怖くはないです。

こちらも気になって一気読みでした。

屍山もオススメです。

屍山は小説ですが珍夜特急はノンフィクション。
ぜひ読んでみてください。

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【編集後記】
昨日は長男に続いて次男も祖母の家に泊まりに。
その後は車関係の手続き。
帰宅してからは子供たちがいなかったのでこっそりとマリオメーカー2でコースを作っていました。
子供たちが帰ってきたらやらせてみようかと。

【イクメン日記】
以前はママと離れるのが嫌だった次男も喜んで泊まりに行くようになりました。
夫婦二人だとものすごく静かで。。。
たまにはいいですがやはり寂しいですね。

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