ホラー小説「ずうのめ人形」は展開が読めないので面白い。恐ろしいのは人間

ホラー小説の「ずうのめ人形」を読みました。
展開が読めないので面白いです。

ずうのめ人形

ホラー小説の「ずうのめ人形」を読みました。
「ぼぎわんが、来る」の作者の2作目。

「ぼぎわんが、来る」が面白かったので期待して読んだのですが、、、こちらも面白かったです。

「ぼぎわんが、来る」とは違った展開で楽しめます。

不審死を遂げたライターが遺した原稿。オカルト雑誌で働く藤間は、作中に登場する「ずうのめ人形」という都市伝説に惹かれていく。読み進めるごとに現実に現れる喪服の人形。迫り来る怪異を防ぐため、藤間は先輩である野崎に助けを求めるが―はたしてこの物語は「ホンモノ」か。

いわゆる都市伝説系の話。
この話を聞くと四日後に人形が殺しにくる、、。

オカルト雑誌社で働いている主人公が手に入れた原稿。
それが都市伝説のごとく読んだ人が次々に死んで行く。。。
なんとかそれを阻止しよう、という内容です。

※以下ネタバレあります。

 

結末が読めないのが面白い

前作「ぼぎわんが、来る」は何となく結末が読めてしまいました。
面白かったのは間違い無いのですが、おそらく最後はこうなるんだろうなと。

関連ホラー小説「ぼぎわんが、来る」が面白い。途中まで最高で最後がちょっとだけ残念

途中までは最高に面白かったのですが、最後が予想できてしまうのでそこがちょっと残念でした。

「ずうのめ人形」にも「ぼぎわんが、来る」と同じ人物が出てきます。
霊能者も出て来るので「まさか同じ展開か・・・」と思ったのですがまったく違いました。

「ぼぎわんが、来る」はものすごく強い霊能者が出てきて悪霊を倒します。
「ずうのめ人形」は違います。
霊能者も出てきますが悪霊を倒すようなことはありません。

最後までどうするんだろう??と。

このまま解決できずにバッドエンドか?と思わせておいて最後はそう来るかと。

呪いの人形そのものではなく、その呪いを作り出した人間を巻き添えにして・・・。

「残穢」「リング」も出て来るので斬新です。

やっぱり怖いのは人間

ホラーには呪いの人形はよくあるネタですよね。

ありきたり感が強いので人形だけでは怖さは半減。
でも「ずうのめ人形」を読むと本当に怖いのは人間だと感じさせられます。

都市伝説を書き呪いを振りまいたのは人間。
事実を小説風に書き出版社に投稿。
しかも、、、呪いを解く方法の箇所だけインクを滲ませて読めなくし絶対に呪いがとけないようにする。。

事実を元にした小説、でも自分に都合の悪いところは省略。
省略というか、記憶から消去している。

しかもおぞましいものを生み出すのは人間。

未読の方はぜひ。

まず「ぼぎわんが、来る」を読んでからの方がわかりやすいかと。

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【編集後記】
昨日は子供たちと近所の公園などに。
探したのですが意外とドングリってないものですね。。
ヤマダ電気に行ったらマリオパーティが売っていて買わされました。。

【イクメン日記】
ニンテンドースイッチのマリオパーティを購入。
次男はまだいまいち理解できてなかったようですがそれなりに楽しめました。

【一日一新】
マリオパーティ

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