映画「エスター」が怖い!守るべきものが元凶である怖さ。それを知っていて利用する怖さ

映画「エスター」をみました。
怖いけどついついみてしまう。。
本当にいそうで怖い。

守るべき存在であるものが元凶である怖さ。

見続けてしまう「エスター」

映画「エスター」をみました。
ここ最近で一番惹きつけられた映画です。
いつもブログ書いたりするときにタブレットで映画を流しながら作業してるのですが、エスターは作業を止めて見続けてしまいました。

続きが気になってしまって作業しながら見るような映画ではありませんでした。

Amazonのレビューもものすごく多く評価も高めです。
エスターみている方も多いのですね。

怖いのは人間

化け物が出てくるような映画ではありません。
人がどんどん死ぬような内容ではありません。
でも、、、、ものすごく怖い。

結局、いちばん怖いのは人間だと思い知らされます。

※以下ネタバレあります。

 

タイトルになっている「エスター」は9歳くらいの女の子です。
死産してしまった夫婦が養子としてエスターを引き取るがおかしなことばかりおこって、、、という内容。
完全なネタバレになりますが、、、

エスターが原因です。

見た目は子供だけど本当は

エスターは見た目は9歳の女の子。
が、実際は33歳!
特別な病気の影響で見た目は9歳だけど実際は33歳だとか。

子供の割に色々と知っている、ピアノを完璧に弾けるなどの説明がつきます。
歯医者に行きたがらないのも入れ歯だと気付かれるから。
(33歳で入れ歯??)

見た目9歳だけど実際は33歳、これだけでもすごいですが本当に怖いのはこれではありません。

関係を壊す行動

エスターに霊感があって悪霊が出てきて、、、、とかではなくエスター自身の人格に問題があるのです。
とにかく人を困らせてやろう、関係を壊してやろう、という行動をとります。
映画では徐々に徐々にエスターの異常性が判明していく過程が怖い。

母親に怒られた際にちょっと腕を強く引っ張られてしまい、あとで自分で万力を使って腕を骨折させてしまう。
で、父親に「母親にやられて骨折した」と言い出す。
関係を壊すためにここまでやる異常な行動が怖い。

死産した際に植えた思い出の花を切り取って母親にプレゼントしようとする。
言い訳として「お父さんにお母さんが喜ぶことをしなさいと言われたから」と。
当然、母親が花を大切にしていたことは知っています。
大切にしていたものをわざと壊しているのです。

映画だけでなく現実でもこのような人がいそうで怖い。。。

守るべきものが元凶である怖さ

元凶であるエスターも怖いですが、映画では異常に気づかない怖さも感じます。

いち早く母親がエスターの異常性に気づきます。
うちでは面倒みきれないと言うのですが父親がとめます。

母親は早い段階で異常に気づいたのに父親が邪魔する展開。

みていてイライラしてきます。。。
ただ実際に起きたらこの父親と同じ態度を取ってしまうでしょうね。
エスターは養子であっても自分の子供になったわけですから子供を守ろうとするのは当然です。

その守ろうとしている子供が元凶である怖さ。。。
エスターも狡猾で守られる存在であることを利用しているのです。

映画「エスター」は本当に怖いです。
まだみたことない方は是非!

怖い映画なのは間違いありませんがグロいシーンはないです。

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