「人怖」を読みました。
やはり一番怖いのは人間。
本人が何とも思っていないところも怖い。
人間が怖い
ホラー小説が好きでよく読んでいます。
ホラー小説にも色々ジャンルがあります。
幽霊、バケモノが出てくるもの。
得体の知れない、理由がわからない、説明できないもの。
などなど。
細かく分ければ色々ありますけど、最終的には「人が怖い」に落ち着きます。
なんだかんだで一番怖いのは「人」。
そんな話を集めたのが「人怖」です。
社会の闇と呼ばれるアンダーグラウンドを25年以上も取材し続けてきた村田らむ。命の危険を感じたことなど何度もある。しかし、彼が一番恐怖を感じた瞬間は、理解不能な人間の狂気に出会ったときだった……。世の中の闇に精通する筆者が綴る、思わず背筋が凍る人怖物語。
実話を集めた話はあまり好きではないのですけど「人怖」は楽しめました。
人にまつわる話ばかりで自分にも起こりうるのではないか。
ちょっとしたキッカケで自分もおかしくなるのかもしれない、自分のおかしな部分が表にでるかもしれない。
自分がおかしな人だと思われているかもしれない。
読み進めるうちにだんだん怖くなってくるのですけどやめられない。
オチが弱いけど
実話怪談など実話によくあるのはオチが弱いこと。ちょっとしたき
「こんな不思議な体験がありました」と言っておいて結局それが何だったのかわからない。
よくあります。
オチがないと小説や映画だとまったく楽しめないでしょう。
それが「実話」となると急に違った見方となります。
急に怖くなる。
小説だと「だからなに?」と思うところが実話だと怖いと感じる。
それが実話のいいところかもしれません。
人間が怖いというけれど
人間が怖いで思い出すのは「怖ガラセ屋サン」です。
人が怖いといいながら何か対策しているのか?
本当に人が怖いことを理解しているのか?を考えさせられる本でした。
もちろん楽しめました。
どちらが楽しめたかでいうと「怖ガラセ屋サン」です。
人の怖さを感じられるのは断然「人怖」ですね。
未読の方はぜひ。
【編集後記】
昨日はリソルの森に。
グランピングをしたかったのですが予約が取れずログコテージに。
焚き火はできませんでしたけど星が綺麗でしたし楽しめました。
リソルの森にはまた行きたいですね。
【イクメン日記】
次男はログコテージよりテントの方がよかったようです。
長男は外泊できればどこでもいいようで。
でも楽しんでくれていたようなのでよかったです。
【一日一新】
リソルの森