繁忙期の負担を減らす。作業を減らす・分散・データ化・スキルアップ

確定申告時期になり税理士業界では最大の繁忙期です。
周りが忙しいからと行って自分も忙しくする必要はありません。

繁忙期対策

個人事業主を中心にしていますので、どうしても確定申告時期は忙しくなります。
確定申告の期限は決まっているので集中してしまうのは仕方ありません。。

ですが、なるべく繁忙期に忙しくならないように対策をしています。

作業を減らす

一番大変な「作業」を減らすようにしています。

個人事業主の確定申告で大変なのは会計処理。
会計ソフトへの入力にどうしても時間がかかります。
自計化(自分で入力)していただけるとすごく助かりますが個人事業主ですとそこまでできるケースは少ないです。
MacBookAirと筆記用具

とはいえ、丸投げを受けていると大変ですので可能な限りの作業はお願いするようにしています。
領収書の整理、エクセルでの簡単な集計、エクセルができない場合は手書きのメモ。
できる範囲のことはやってもらうようにしています。
もちろんその分の報酬は低くしています。

集中しないように

ある程度の規模で処理が大変な方は、確定申告時期にまとめてやるのではなく年に数回処理するようにしています。
月次の顧問契約していただければ一番いいのですが個人事業ですとそこまでする必要がないケースが多い。
なので3ヶ月ごとや半年に一回などのペースで処理を進めるようにしています。

可能な限り分散できるようにお客さまにはお願いしています。

データ化

お客さまのデータはなるべくデータ化しています。
その方が検索しやすいからです。
方眼紙のメモ

税務調査の依頼→確定申告の依頼、となるケースが多いので税務調査で何を指摘されたのか、問題点が何か、事業の特徴や注意点などメモしたものをすべてデータにしています。
思いがけず申告の依頼をいただけることもありますので、情報を紙のままにしているといちいち探さないといけなくなり大変です。。。

スキルアップ

当然ながらスキルを上げれば早くより多くこなせるようになります。
昨年は税務調査などで年間を通して個人の確定申告書を作成してきたので、かなりスキルアップできました。
どの資料が必要でどんな情報があればいいのか、どこで詰まるのかなどが把握できています。

お客さまに必要資料を伝えるとき、実際に申告書を作成するときに迷うことがありません。

スキルを上げることは常に意識しておく必要がありますね。

件数を減らす

そもそもの件数を減らしてしまえば対策など考えるまでもなくなります。
件数を減らして繁忙期を作らないことが一番の対策です。

ある程度の収入を確保できれば減らすことも考えます。

自分も忙しくする必要はない

周りが繁忙期だからといって自分も忙しくする必要はありません。
余裕をもって仕事ができるならそれが一番いいです。

繁忙期を作らないことが一番いいですが、確定申告は時期が決まっているのでなかなか難しいです。
(受けないという方法もありますが)

なるべく忙しくならなくて済むように考えましょう。

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【編集後記】
昨日はオフ。
自宅から30分くらいのお台場にいってブラブラと。
お腹が出てきたので筋トレを頑張ろうかと。

【イクメン日記】
次男のおやつが止まりません。
長男はある程度でやめるのですが次男はあればあるだけ。。。
どうにかしないと。

【一日一新】
がぜん
ホノルルコーヒー

【一日一捨】
終わった税務調査の資料