小説「ホーンテッド・キャンパス」が怖さはそれほどでもないけど面白い

小説「ホーンテッド・キャンパス」を読みました。
続けて読んでいます。

お気に入りの作家

小説「ホーンテッド・キャンパス」シリーズを読んでいます。
いま数冊読んだところ。
調べてみるとホーンテッド・キャンパスは20冊出ているようです。

著者は櫛木理宇です。

  • 死刑にいたる病
  • 殺人依存症
  • 残酷依存症
  • 侵蝕
  • 瑕疵物件

を読んだことがあるお気に入りの著者です。

残酷依存症

どの小説も印象に残っていて好きです。
なかでも一番最初に読んだ侵蝕が印象に残っています。

小説「ホーンテッド・キャンパス」

お気に入りの作家なのですがホーンテッド・キャンパスは読んでいませんでした。
理由は表紙。

表紙がかわいらしくホラーを感じないからです。
最近の角川ホラー文庫は表紙がかわいらしい感じのものが多くなっているような気がします。
もっとたくさんの読者に手に取って欲しいと思っているのかもしれませんがホラー小説とは思えない表紙はちょっと・・と感じます。

大切なのは中身ですけどね。
でも表紙が原因で面白い小説を未読のままになってしまっていました。

八神森司は、幽霊なんて見たくもないのに、「視えてしまう」体質の大学生。片想いの美少女こよみのために、いやいやながらオカルト研究会に入ることに。ある日、オカ研に悩める男が現れた。その悩みとは、「部屋の壁に浮き出た女の顔の染みが、引っ越しても追ってくる」というもので……。次々もたらされる怪奇現象のお悩みに、個性的なオカ研メンバーが大活躍。
ホーンテッド・キャンパスは大学のサークルのような話。

怪異の話なのでホラーではあるのですけどマイルド系ですね。
残虐でグロい話ではありません。

短編なので読みやすいです。
いま20冊でているようですが、1話完結のようなのでどこからでも読めそうです。
実際にいま数冊目を読んでいて順番はバラバラですけどまったく問題なく読めていますし楽しめます。

青春の恋愛話はシリーズの最初から読んだ方がいいのかもしれませんが。
肝心なホラーの部分はどこからでも読めますね。

正直、怖さはそれほどありません。
サクサク読めます。
それでも怪異の不気味さ、不思議さ、怪しさは感じられるので怖さを感じながら読み進められます。結果的にはそれほど・・となるのですけど途中まではホラー感がありますね。

今まで読んでいなかったことを後悔。
でも20冊も出ているので楽しみが増えたのは良かったかも。

未読の方はぜひ。

→ ホーンテッド・キャンパス (角川ホラー文庫) 

 

【編集後記】
昨日は税務調査対応、その後は執筆を中心に。
決算も少し。
冬に旅行に行きたいなと思って色々と調べてます。

【イクメン日記】
いよいよ運動会で長男はかなり張り切っています。
リレーの順番を変えたりとクラスでも力を入れているようですね。
次男は運動会のことはあまり・・・。

【一日一新】
ゼルダの伝説 30周年記念コンサートCD