なるべく力になりたいけどできないこともある

コロナの影響で様々な支援金・助成金があります。
なるべく力になりたいですができないこともあります。

なるべく依頼は受ける

独立してから依頼があった場合はなるべく受けるようにしています。
数ある税理士の中から問い合わせをいただけるのは非常にありがたいことですからね。
依頼をいただけた場合はなるべく受けています。

最初の頃はまったく仕事がなかったので依頼をいただけるのは本当にありがたいなと。

一番最初に依頼をいただけたときのことは今でも忘れません。

  • 自分の名前で請求書を出したこと
  • 自分の口座に入金されたこと
  • 申告書に自分の名前で署名したこと

これらは忘れられませんね。

依頼をいただけるのは本当にありがたいので依頼があった場合は力になりたいです。

できないこともある

なるべく力になりたいとは思うのですが、できないこともあります。

海外関係、相続、医療などは正直なところ力になれないかなと。
相談があった場合には「お力になれないかもしれない」ことを伝えて断ることもあります。

あとは脱税。
なんとか税金を減らせないか、どうにかできないか、と相談されることもあります。
これらの依頼については受けません。

税務調査で多額の税負担が発生したときにも「どうにかできないか」と相談されることも多いですね。
税務調査があると何かしら指摘されて税負担が発生するケースが多いのですが、あくまで適正な課税を目的にしているので不当に多額の納税が発生することはありません。
調査のときの「どうにかできないか」は経費をあったことにできないか、のニュアンスが多く受けられません。

最近ですと給付金や助成金関係。
どうにか持続化給付金を受けることはできないか、と相談されることもあります。
要件を満たしていれば受けられるように協力します。
今年の帳簿を作成し、必要な書類を案内します。

が、中には要件を満たしていないケースもあります。
それも新規の問い合わせで。
今まで依頼していただいている方から「(調整して)どうにか受けられないか」といった相談はありません。
新規の方からの問い合わせだと、、、あります。
もちろん受けることができません。

しっかりした?依頼であっても新規だと受けることができないかなと思うのに「調整」が必要な依頼は無理です。

無申告は受ける

少し前にネットで見かけたのが「今までずっと無申告だった人の依頼を受けるか?」がありました。
今後トラブルになりそうだから受けない、と意見されている方が多かったですね。
私は今後ちゃんと申告するつもりがあるのなら受けます。

無申告の相談は年間通して結構な数の相談を受けていますが、多いのが「受けてくれる税理士がいなくて」と。

  • ちゃんと申告したいけど忙しくて期間が過ぎてしまった。
  • 翌年になると2年分申告しないといけないのでどうしていいかわからない
  • 税務署は混んでるからちゃんと説明しれくれないし、聞いてもよくわからない
  • 税理士に問い合わせしても受けてくれない
  • 結果、ずっと無申告に。。

このようなケースが多いです。
ちゃんと申告したい、今度はキッチリしたいと考えているのであれば私は受けます。
実際に続けてずっと確定申告の依頼をしていただける方もいます。

持続化給付金の関係で無申告の相談が増えています。
今まで無申告であってもこれからちゃんと申告したいと考えているなら相談を受けていますが、中には給付金がもらえればいいので1年分だけ申告したいと考えている人もいます。
このような依頼は受けません。
ずっと無申告の場合は原則は5年間の申告が必要なので給付金のために1年分だけ申告するというのは受けません。

受ける・受けないの基準は人それぞれでしょう。
私の場合は脱税や違法なものは当然ダメ、今まで無申告でもこれからしっかり申告したいと考えているなら受けます。

【関連記事】
「なんとか税金減らせませんか」節税はいいけど脱税思考の依頼は絶対受けない

綺麗事だと言われても適正な税務手続きができない場合は断る

独立後に気をつけていることの一つが生活水準を上げないこと。経費は増えても生活費は増やさない

【編集後記】
昨日は子供たちの登校日。
学年で登校時間が違うので2回行きました。
いい散歩です。
自分の部屋の収納をどうするか悩みに悩んでいます。
家具を増やさないと整理できなそうなのですが物は増やしたくないし。。。

【イクメン日記】
久しぶりの登校日。
資料をもらってすぐ帰宅なのでまだクラスメイトの顔もわかりません。。
宿題が結構多いので大変そうです。

【一日一新】
子供たちの登校日