恐怖小説集「牛の首」が面白い。あんな恐ろしい話は聞いたことがない

ホラー小説「牛の首」を読みました。
期待通りで満足です。

牛の首

ホラー小説が好きで読んでいます。
ちゃんと数えてはいないのですけどそこそこ読んでいる方ではないかなぁと。
新しく発売されるホラー小説はなるべくチェックするようにしています。

怪談本はたくさん出るのですべてチェックはできていません。。

ホラー小説を読んでいると繰り返し出てくるものがあることに気づきます。
吸血鬼系の作品、怪談の元祖だったり。
何度も繰り返し出てくるものは自然と覚えてしまいますし気になります。

その何度も出てくるワードの一つが「牛の首」です。

あんな恐ろしい話は聞いたことがない

タイトルは「牛の首」となっていますが、小説集となっています。

一体何がそんなに恐ろしいのかと躍起になって尋ね回った私は、話の出所である作家を突き止めるが――。話を聞くと必ず不幸が訪れると言われ、都市伝説としても未だ語り継がれる名作「牛の首」のほか、「白い部屋」「安置所の碁打ち」など、恐ろしくも味わい深い作品を厳選して収録した珠玉のホラー短編集。

正直なところ「牛の首」を目当てにしていたのですが、他の作品もどれもが良く大満足でした。
恐怖小説集の前作「霧が晴れた時」も買って読んだことがあります。

霧が晴れた時の「くだんのはは」は強烈だった印象です。
でも私は「牛の首」の方が好きです。
どれか一つだけ選ぶなら「くだんのはは」ですけど、全体通して楽しめたのは「牛の首」です。

牛の首

色々な作品で「牛の首」のワードが出てきていたのでずっと気になっていました。
ようやく手に入れて読んでみると期待通り。
発想がすごいというか。

「あんな恐ろしい話は聞いたことがない」と。
誰に聞いても「聞いたことがない」と言われてしまい・・・。
気になって調べても調べても「あんな恐ろしい話は聞いたことがない」ばかり。

「聞いたことがない」のですから・・・・・・。

 

全体を通してホラー感は薄いかなぁと。
どちらかというと「霧が晴れた時」の方がホラーだったような気がします。

それでも「牛の首」はすべての作品に面白さを感じることができました。

ホラーは薄いので未読の方はぜひ。

→ 牛の首

 

【編集後記】
昨日はオフ。
近くでランチしてその後はブックオフなど。
夜は次男とマリオ。

【イクメン日記】
子供は本当にゲームの上達が早いです。
つっぱり大相撲、ドッチボールなど勝てなくなってきました。

【一日一新】
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