小説「踏切の幽霊」が面白い。幽霊を新しい切り口で

小説「踏切の幽霊」を読みました。
幽霊は出てくるけどホラーではないです。

踏切の幽霊

小説「踏切の幽霊」を読みました。
著者は高野和明です。
以前に13階段を読んだことがあり印象に残っていました。

踏切の幽霊は書店で見かけて気になり購入しました。
13階段の著者と同じだと気づいたのは後になってからです。
読み終わって他にどんな本があるのか調べてみたら13階段があってびっくりしました。

踏切の幽霊は表紙に惹かれました。
踏切の幽霊

帯に書いてある「血も凍る感動」にも。
煽りだとわかっていてもついつい興味を。

変わった視点

読み終わった感想は変わった小説だなと。
幽霊がでてくる小説はたくさんあります。
本当にホラーだったり、良い幽霊だったり。

マスコミには決して書けないことがある――

都会の片隅にある踏切で撮影された、一枚の心霊写真。
同じ踏切では、列車の非常停止が相次いでいた。
雑誌記者の松田は、読者からの投稿をもとに心霊ネタの取材に乗り出すが、
やがて彼の調査は幽霊事件にまつわる思わぬ真実に辿り着く。

1994年冬、東京・下北沢で起こった怪異の全貌を描き、
読む者に慄くような感動をもたらす幽霊小説の決定版!

幽霊が出てくるには出てくるのですけどホラーではないです。

冒頭は幽霊が出てくるホラー小説かと思って読み進めました。
幽霊の正体を追いつつホラーになるのかなと思っていたのですが、、、、。
途中で政治家がどう・・といった話がでてきて流れが変わりました。

そっち系に行くのかとちょっと気持ちが冷めかけました。
が、読み進めていくと霊媒師が出てきて幽霊と交信したりとホラー要素も出てきて面白い。
踏切の幽霊

1時3分に電話が鳴る。
1時3分に人が死ぬ。
得体のしれないモノによって・・。

ホラー要素もうまくとりいれているなぁと感じました。
内容はホラー小説ではないのですけど、ホラー好きな私も楽しめて一気読みです。
「戦慄で感動」かはわかりませんが、幽霊の話を新たな切り口で見せてるなぁと。

何でもあり、といえばそうかもしれません。
人によっては合わないかもしれまんね。

私はハマりました。
ホラーになったらもっとよかったかも。

未読の方はぜひ。

→ 踏切の幽霊

 

【編集後記】
昨日は確定申告の相談。
夕方に子供たちの算盤。
次に読む本を探して書店にも。

【イクメン日記】
次男も給食を完食できるようになったみたい。
いつも残してしまっていたので。。。
よく食べるようになってきました。

【一日一新】
日めくりカレンダー