「六人の嘘つきな大学生」が面白い。序盤は一気読み。

小説「六人の嘘つきな大学生」を読みました。
評判通り楽しめました。

六人の噓つきな大学生

小説「六人の嘘つきな大学生」を読みました。
テレビなどで評判になっているようでずっと気にはなっていました。
ホラーではないので後回しにしてしまっていたのですが、、、ようやく読みました。

評判通り楽しめました。

私自身も就職活動はしました。
「六人の大学生」のように優秀ではなかったのでまったくダメでしたけど。
好きだった車関係の会社に就職できたのは運が良かったです。
(一年足らずで辞めてしまいましたけど。)

「六人の嘘つきな大学生」は必死に就職活動をしていた人には刺さるのでは、と。

序盤は一気に

「六人の噓つきな大学生」は就職活動にまつわる話。

成長著しいIT企業「スピラリンクス」の最終選考。最終に残った六人が内定に相応しい者を議論する中、六通の封筒が発見される。そこには六人それぞれの「罪」が告発されていた。犯人は誰か、究極の心理戦スタート。

人気企業の最終選考に残った六人。
グループディスカッションで内定にふさわしい一人を決める、というもの。

内定にふさわしい人を決めるなんてちょっと想像するだけで大変。

そこに参加者たちの罪を告発する封筒が出てくるわけですからさらに大変です。
いじめで相手を自殺に追い込んだり、女性関係の問題があったり。
過去の罪が明らかになり内定にふさわしいと思われていた人物が一転。

誰が封筒を用意した犯人か?
何が目的か?

がメインとなるわけですね。

犯人候補は二転三転しなかなか絞れないようになっています。
でも、何となく「一見すると被害者」が怪しいのは定番ですよね。

こんな封筒を用意した理由も内定を取るためでないことはなんとなく察することができてしまいます。

私はそんなに就活をしていたわけではないのですけど、就活生と企業側の両方が悪いところを隠し良い面だけを見せようとしているのは納得です。
欠点は?と聞かれて正直に答えるなんてことはないでしょうから。

さらには優秀な学生が落とされるなんてこともあるでしょうね。
何百人、何千人、何万人も選考するとなれば当然ながら自分より優秀な人が先に落とされるなんてこともあるでしょうから。

このような状況に不満を感じるのは理解できます。

 

序盤の罪を暴く封筒のあたりは一気に読めて楽しめました。
終盤の実は良い人であった内容はなくてもよかったのかなぁと感じてしまいました。

なぜ、誰が?が判明するまでは楽しめました。

未読の方はぜひ。

→ 六人の噓つきな大学生

 

【編集後記】
またテニス熱が高まってきました。
時間が出来る限りやろうかなと。
ラケット沼にもハマることになるのですが・・・。

【イクメン日記】
長男はよく食べてよく寝ます。
次男は逆、便秘がちで心配。
極端なんですよね。
二人合わせてちょうどいい感じなのですが。

【一日一新】
長崎の色々