小説「ホームアウェイ」読了。家ではなく人が怖い

小説「ホームアウェイ」を読みました。
もうちょっとマンション自体に何かあればよかったかなぁと。

それでも楽しめました。

ホームアウェイ

小説「ホームアウェイ」を読みました。
角川ホラー文庫なのでジャンルはホラーなのかなと。

タイトルに「ホーム」とあるように家に関する話・・かと思いきやそうでもないです。

都心から離れた郊外で、念願のマイホームを手に入れた鶴川一家。初めは豊かな自然に囲まれ満足していたが、すぐに何かがおかしいことに気づく。ごみの収集がこない。テレビも映らない。バスも通っていない。しかも、住民は何故か老人ばかり。この完全な陸の孤島で、一家は恐怖の陥穽に嵌りこんでいく――。

実際にありそうな話で怖そうだなと思って読み始めました。

郊外に念願のマイホームを買う。
ありそうな話ですよね。
多少不便でも豊かな自然があって環境がいい。私も買うとしたら郊外だろうなと。(買う予定はないですが)

そんな憧れのマイホームが・・・何か家に変なことが起こるのかと思いました。

でも不思議に感じたのは、ごみの収集がこない・テレビが映らないなど。

いくら不便なところだからってごみの収集がないなんてあるのかなと。
テレビも映らないなんて。。。

家族が壊れていく

家が呪われていて何か恐ろしいことが起こるのかと思いきやそうではありません。
どちらかというと人が怖い系ですね。

ホラーでは人が怖いのはよくあることです。

マンションが不便で人が少なく高齢者ばかり。
段々と負の感情がたまっていって・・・とマンションが少なからず影響はしているようですが「人が怖い話」かなと。

子供が問題を起こし、夫も問題を起こし、下の子も・・・。

ある家族に次々と問題が起こります。
こんなにも集中的に起こるのかと感じずにはいられません。
「小説だから」といってしまえばそれまでですが。

残された妻も最後は大変なことに。

最後まで「人が怖い」を感じられました。
ホラーというよりミステリ的な感じがしますのでホラーが苦手は人でも楽しめるでしょう。

未読の方はぜひ。

→ ホームアウェイ

 

【編集後記】
確定申告の準備を進めています。
マイナンバーカードを紛失したかと思って焦りました。
色々探してすぐ近くで見つかりました・・。

【イクメン日記】
長男が授業で使うらしく生まれてから今までの写真を印刷しました。
懐かしいですね。
次男が生まれてからは二人一緒の写真が多くて長男一人のモノを探すのが大変でした。

【一日一新】
車の点検