小説「女が死んでいる」が面白い。どんでん返しの連発

小説「女が死んでいる」が面白いです。
どんでん返し。

小説「女が死んでいる」

※ネタバレあります。

 

Amazonのおすすめで出てきた小説「女が死んでいる」を読みました。
ホラーばかり買っているのでこんなようなものばかり勧められています。
「女が死んでいる」はタイトルが直球すぎて敬遠していたのですが、あまりに何回も出てくるので根負けして読むことに。

読んでみたら面白かったです。

短編集です。

  • 女が死んでいる
  • 殺意のかたち
  • 二重露出
  • 憎悪
  • 殺人は難しい
  • 病んだ水
  • 母性という名の狂気
  • レッツゴー

ホラーの短編集は代表的な話だけ良くて他はあまり、、、のケースが多いのが残念。
ただ「女が死んでいる」はすべての話が面白い。

「えっ?そういうこと?」のどんでん返しが多く楽しめます。

意外な結末

タイトルにもなっている「女が死んでいる」が一番楽しめました。

朝起きたら部屋で知らない女性が死んでいる。。。

想像しただけで怖いですね。
主人公はお酒を飲むと記憶をなくすことが多く、さらに女性に声をかけまくるとか。
しかもホスト。

酔って女性を自宅に連れてきて、、、といういつものことかと思いきや女性が死んでいると。
しかも記憶がなく。。

自分が殺したなんてことはないはず・・・・。

二日酔いで目覚めた朝、ベッドの横の床に見覚えのない女の死体があった。俺が殺すわけがない。知らない女だ。では誰が殺したのか――?

女性の身元がわかるものを探しても何もない。
そこで不審に思います。
身元がわかるものを何も持ち歩いていないなんてことがあるか、と。

唯一の手掛かりである手帳に書いてあった住所を訪ねると話が進んでいきます。

読者としては「酔った男が殺害して記憶がないだけ」なんてことはないだろうとわかるのですが、どういう展開なのかが全く読めない。
途中で主人公が友人の仕業かと疑うところもあるけど現実的ではない。

一体どういうことか、、、と思っているところで最後はどんでん返し。

殺されたのではなく自殺だったと。
昔、主人公のホストにひどい扱いをされた女性が自分のことを思い出して欲しい思いで行為に至ったと。
これは流石に読めませんでした。

「女が死んでいる」だけでなく他の話もどんでん返しばかり。
「二重露出」も面白かったです。
どういうこと???と思って進んでいくと実は二人いたと。

他の話も「えっ、そういうことだったの?」とどんでん返しがあり楽しめます。
タイトルがホラーぽいですがホラーというわけでもないので未読の方はぜひ。

→ 女が死んでいる

 

【編集後記】
昨日はオフ。
天気も良く子供たちが休みだったので気になっていたマリオのスタンプラリーをやることに。
降りて乗ってを繰り返して7つ集めました。
なかなかに大変です。

【イクメン日記】
スタンプラリーが好きで見かけるとやりたがります。
今回はマリオなので特に。
パネルを見つけるのが楽しいようで張り切っていました。

【一日一新】
マリオスタンプラリー