ホラー小説の禍家(まがや)を読みました。
途中までは非常によかったのですが最後がちょっと残念な感じです。
最近のお気に入り
三津田 信三の作品が最近のお気に入りです。
ホラー小説はこの人の作品を続けて読んでいます。
- 赫眼
- ついてくるもの
- のぞきめ
- どこの家にも怖いものはいる
- 七人の鬼ごっこ
- 凶宅
そして今回の「禍家(まがや)」です。
家にまつわる怖い話。
引越先で起きた怖い話、はよくある展開です。
同じ作者の凶宅も似たような設定でした。
家にかかわる怖い話は本当に怖かったりするので楽しみでした。
途中まで一気読みだけど
「禍家(まがや)」もタイトルからして想像できるように家に関する怖い話です。
「ぼうず、おかえり……」12歳の少年・棟像貢太郎(むなかたこうたろう)は、近所の老人が呟く言葉に不吉な予感を覚えていた。両親を事故で亡くし、祖母と越してきた東京郊外の家。初めての場所のはずなのに、知っている気がしてならないのだ。そして、怪異が次々と彼を襲い始める。友達になった少女・礼奈(れな)とともに探り出した、家に隠された戦慄の秘密とは?
引越で初めて来たはずの土地なのになんとなく見覚えがある。
しかも近所の老人が「ぼうず、おかえり・・・」とつぶやいて。
来たことがないはずなのに「おかえり」なんて言われたら怖い。
引越先の家で変なことがおこる。
変なことというか明らかに霊とわかるものが頻繁に出てくる。
かなりグロいシーンもありますので苦手な人は無理かもしれませんね。
少年少女が家の謎に立ち向かうところは読みごたえがありますしワクワクさせられます。
小学生がここまでできるか?と思うところはありますが突拍子もないことではないので小説だと思えばそこまで不自然でもないかなと。
小学生の割にはしっかりしすぎというか、会話や思考が大人っぽいというか。。
もう少し子供らしさを感じられたらよりよかったのかなと。
最後の最後、頼っていた人が実は・・・という展開でそこがちょっと残念。
途中まで家に現れる霊に散々怖がっていたのに最後は・・・・。
結局、霊はなんだったのかと感じました。
ちがう作品ですが最後にものすごく強い霊能者がでてきて悪霊をやっつけるのもなんか違うなと思いましたが、この作品の結末も何か違うなと。。。
予想外の展開で「えっそうなの?」となるのですが、霊とのからみもっとあればよかったかなと感じました。
三津田 信三の作品は楽しめるので気になるものがある方は是非読んでみてください。
→ 禍家(まがや)
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【編集後記】
昨日は税務調査の相談。
修正申告書の作成、決算などを。
ブラーバも届きました。
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【イクメン日記】
ようやく次男も一人でババ抜きができるようになりました。
マリオのトランプが本当に楽しいようで買ってよかったです。
【一日一新】
ブラーバ