引退について考えることが増えてきました。
いつ引退するのか、どうなったら引退するのか。
考えておきたいなと。
いつ引退するのか
士業の友人と話していて話題となるのが引退時期。
その友人は早期リタイヤ希望です。
お金を貯めて仕事も辞めゆっくりしたいそうです。
早めにマンションを購入しどんどん繰り上げ返済しています。
お金を貯めるために子供も一人だけと決めているようです。
奥さんは二人希望していたようですが、お金がかかることもあるので一人だけと考えているようです。
確かに子供はお金かかりますからね。
ウチはまだ小さいですが、、、これからかかってくる教育費を考えると不安になりますね。
ガッと稼いでパッと引退するのもありかなと感じました。
(ガッと稼ぐのは難しいですが)
引退の決断
いつかは引退するわけですが、いつ引退するのかは難しい問題。
イチローの引退が話題となっていましたがスポーツ選手ほどでなくても引退の決断は難しい。
税理士として引退を考えると
- ついていけなくなった
があります。
高齢になり仕事ができなくなった、ついていけなくなったは十分ありえます。
というか、ありますよね。
私が勤務した事務所の所長が80歳を超えているところがありました。
実際の実務は職員がやっているような状況で自分ではチェックできないためベテラン職員に確認させて申告書にサインするだけみたいな。。
それでいて後継者を育てるようなこともしていない。
私が退職する前くらいから引退について考え始めたようですが遅すぎます。
HPがない事務所なので今どうなっているかわかりません。。
税理士登録を確認するとまだ登録はあるようなので続けているのかなと。
もう一つ所長が70歳を超えている事務所に勤務したことがありますが、こちらも所長が実務をやらない状況でした。
この事務所はHPがあるので確認してみたら税理士法人になっており(当時は個人事務所)所長の名前はなくなっていました。
引退したのでしょう。
上記二つの事務所は両方とも所長が高齢でしたが、それ以前に実務をまったくやっていない状況でした。
やらないのではなくできないのです。
「ついていけなくなった」状態です。
「ついていけなくなった」から引退、、、というのも状況によりますよね。
ひとり税理士であれば難しいかなと考えられますが、人を雇っている場合は簡単ではありません。
自分ができないことをやってもらえばいいわけですからね。
お客様に迷惑がかからないのであれば・・・ありなのかなとも。
「ついていけない」
そもそも何をもって「ついていけない」かを判断するのも難しいですね。
私は個人事業主をメインにしていますが「個人事業主」といっても幅広いです。
自分でクラウド会計・ペーパーレス化しているケースもあれば紙ベースで税理士に丸投げのケースもあります。
いくらクラウド会計のシェアが増えても丸投げしている方が使うようになるかというとなかなか難しいのかなと。
世代交代でもないと難しいでしょうね。
クラウド会計には対応できないけど丸投げの人には対応できるっていうケースもあります。
もちろん、やりたいやりたくないはあります。
丸投げの記帳代行なんてやりたくないと考える人は多いでしょうし。
やるやらないは別として「ついていけない」の判断は難しいですね。
お客様に迷惑がかかるようになったら終わりですが、迷惑をかけてしまってからでは遅いわけで。。
スポーツ選手のようにハッキリと成績がでるわけではないですからね。
税理士は長く続けられる仕事と言われますが、続けられてしまう仕事とも言えますよね。
懲戒処分でもない限り引退は自分で決めなければいけません。
まだまだ先(だと思っていますが・・)ですが引退は自分で決めたいものです。
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【編集後記】
昨日は夕方まで妻と二人だったのでゆっくり近所をブラブラ。
夕方に子供を迎えにいってそのまま長男のテニス。
やはり子供たちがいると騒がしですが楽しいです。
【イクメン日記】
泊まりに行ったのが楽しかったようで何をやったのか色々聞かせてくれました。
またちょくちょくお願いしようかなと考えています。
実家が近いので助かっています。
【一日一新】
レイクタウン 五右衛門