知らないことで損することも。知らないことがあることを知っておく

知らないことで気づかぬうちに損してしまうこともあります。
まず「知らないことがある」ことを認識しましょう。

知らずに脱税?

最近は税務調査の立ち会いをすることも多いです。
以前に税理士がついている場合は大きな問題になることはないのですが、今まで税理士がおらず自分だけで確定申告をしていた場合には間違いが多いです。

単純な計算間違いや勘違いならいいのですが中には重大な間違いも。。。

悪気はないのに・・

詳しくは書きませんがちょっと例をあげると消費税。
売上からなにかしら相殺されて入金された場合には相殺前の金額を売上としなければいけません。
100円請求して20円を経費などで相殺されて80円入金されたら100円が売上です。
相殺後の80円を売上としているケースが非常に多い。
20円は経費となります。

利益は変わらないので大きな問題はなさそうですが、問題となるのは売上が1,000万円を超えるかどうか。

相殺前の金額で判定しなければいけません。
よくあるのは、相殺された後の金額が800万円とか900万円などのケース。
相殺前の金額にすると1,000万円を超えてしまって消費税を納める必要がでてきてしまうという・・・。

本人は悪気はないのですが税務署は「消費税を免れるために故意に売上を下げたのではないか」と疑ってくるわけです。

知らないうちに消費税を脱税しようとしたと思われかねません。
実際に税務署からそのように言われたことがあります。
お客様からも「知らないって本当に怖いですね」と。
執筆の画像

知らないことで損をしていることも

脱税とはいかなくても税金には知らないことで損をしていることもあります。
期限内に提出すれば控除できた、こっちを選択すればもっと税金が少なかった、なんてことは山ほどあります。

そのようなケースはたいていが「知らなかった」というもの。

税金に限ったことではありません。
スマホ代もそうです。
何も知らずドコモなどと契約して高い料金を払っている人も多いことでしょう。

知らないっていうことは損をする可能性があるということです。

もちろん私も知らずに損していることがあるでしょうね。
知らないことがあるということを認識しておけば何かの拍子に気づくことができるかもしれません。

まとめ

知らないことで大きく損していることもありえます。
損するかも、という意識は持っておきたいものですね。
何かのきっかけで気づくことができるかもしれません。

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【編集後記】
昨日は税務相談と税務調査の相談が1件ずつ。
この時期は税務調査が多いですね。
相談も増えています。

【イクメン日記】
すっかり外泊癖がついてしまった長男。
また泊まりに行くことばかり考えています。。。

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