税理士試験の簿記論には大苦戦でした。
まったく合格できる気がしなかったのですが仕訳を書くようにしてからは解けるように。
超基本は大切です。
まったく合格できる気がしなかった簿記論
税理士試験の体験記はこのブログでも何度か書いていますが、簿記論は本当に苦戦しました。
簿記論だけは最後まで「合格できるかも」と感じることができませんでした。。
簿記論と財務諸表論に合格するまで4年かかってしまいました。。
1年で2科目合格する人もいるのに、、、。
勉強時間が足りなかったわけではありません。
他の科目と同じくらいの時間はかけていました。
最初に消費税法を受けてそれから簿記論を受験していますから税理士試験に慣れていなかったわけでもない。
簿記論は本当に合格できる気がしませんでした。
簿記は仕訳
合格できる気はしませんでしたが合格できました。
簿記論だけは本当にダメダメだったのですが、途中から何となくできるようになってきました。
きっかけは講師から聞いた「簿記は仕訳」という言葉。
「簿記は仕訳が書ければできるようなる。仕訳が書けたら集計するだけだから」
この言葉は衝撃でした。
ずっと簿記の勉強をしてきたのにホントの本当の基本をはじめて教えられた感じでした。
仕訳を書くようにしたらできるように
「簿記は仕訳」
この言葉を聞いてからは問題を読んで仕訳を書くようにしました。
頭の中で考えるのではなく本当に書くようにしたのです。
時間はものすごくかかりますが、各段に理解できるようになりました。
テキストを読み返すとかのレベルではなく、「簿記は仕訳」という本当に基礎の考え方を変えたのです。
解き方のパターンだけ覚えていた
それまでは何となくパターンで解いていたのです。
「こういう場合はこうやる」みたいな感じで仕訳など一切考えず解き方だけを覚えていたんですね。
本質を理解できていないのでちょっとパターンが違うとすぐできなくなる。。。
いつもとパターンが違う=よくわからない=苦手
こうなってしまっていたのです。
他の科目も同じ
私の体験として簿記の話をしましたが、他の科目も同じです。
法人税も所得税も消費税も同じ。
合格を目的とした場合はパターンを覚えてしまったほうが確かに早い。
完全に理解しようとするとものすごく時間がかかりますから何年経っても合格できないかもしれない。
パターンを覚えてそれにはめてしまえば理解はあやふやでも合格できる可能性はあります。
合格が一番の目的
税理士受験生にとっては合格が一番の目的です。
本来は税法を完全に理解して合格できるのが一番いいのですが、完全に理解できていなくても合格できればいいわけです。
税理士になればいくらでも勉強できます。(勉強しないといけない・・)
今の勉強方法で苦手意識がなく順調であればそのままでいいでしょう。
苦手意識があって合格する気がしないなら何かしら変えなければいけません。
パターンで覚えていて解けるならいいです。
全然解けないなら勉強方法を変えるしかありません。
方法の一つとして超基本に戻るとできるようになることもあります。
まとめ
この記事を書いているのはゴールデンウィーク。
税理士試験まで3か月くらいですね。
直前期となりますが、いまの時点で合格する気がしないなら基本に戻りましょう。
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