先日税理士試験は覚悟が必要だと書きました。
時期的なものでしょうが税理士試験に関する相談を受けることがあります。
大学院も視野にいれた科目選択をしましょう
実際に税理士になってから感じたことですが、試験で5科目合格しようが大学院で免除受けようが関係ありません。他の税理士と会話してもそんな話題はでてきません。
何の科目に合格したのかなんてことも話したことはありません。
ですので、科目にこだわる必要はないです。
どの科目を選んでもみんな条件は一緒ですからね、厳しさは変わりません。
私が今から税理士の資格を取ろうと思ったら大学院に行くことを考えます。
大学院に行くと2科目免除になりますからね。(お金はかかりますが・・・)
簿記論、財務諸表論、税法1科目の3科目を合格すれば、あとは大学院いって税理士になれます。
そうすると、まずは簿記論と財務諸表論を受験します。
本気で勉強すればうまくすると1年で2科目合格できます。
最低でも1科目は合格できるはずです。(それくらい本気でやる覚悟が必要です)
2年目に税法と1年目不合格の科目をやります。
そして大学院に行く。
私が今から資格を取ろうと思ったらこのプランで行きます。
税法の科目はなんでもいいですができれば実務で必要なものがいいでしょう。
実務で使うのは法人税か消費税でしょうね、相続をやりたい人は相続税もいいと思います。
上述したようにどの科目を選んでも厳しさは一緒です。
ボリュームが少ないといっても、それはみんな条件一緒です。
合格レベルが高くなるわけですから合格しやすいわけではありません。
勉強できる時期は限られていることを意識する。いつまでも受験できるとは思わない
私の受験歴を振り返ってみると本当に恵まれていたと思います。
自分自身や妻、両親がずっと元気でいてくれたこと。
専門学校に通える税理士事務所に勤務できたこと。
専門学校の費用も何とかまかなえたこと。
特に妻には感謝しています。
ちょうど税理士試験の勉強を始めたときに今の妻と知り合いました。
平日は仕事でそのあとは勉強、土日も勉強でしたから遊んだり旅行にいったりしたことはほとんどありません。
それでも愚痴を言わず勉強を応援してくれました。
結婚したあともお金や時間を税理士試験に使うことを最優先にしてくれました。
子供が欲しいといってたのですが、ある程度税理士試験の目途がたつまで待ってもらったこともあります。
平成22年の12月に5科目合格し、翌年5月に長男が生まれました。
もし、最後の受験が不合格だったら今も合格できていないかもしれません。
今は勉強できる環境にいても、いつできなくなるかわかりません。
親の介護が必要になったり、
自分や家族が病気や怪我したり、
勤めている会社が倒産したり、
結婚・妊娠したり、など いつどうなるかわかりません。
勉強できる環境に感謝して、今のうちに合格してしまいましょう!
いつまでも受験できると思っていてはダメです。
【編集後記】
拙いながらもエクセルで試算表を加工してみました。
自分で作るのは楽しいですね。
いつもネットでフォーマットを探していたのですが
出来る限りこれからは自分で作っていこうと思います。
自分で作らないと覚えないですしね。
【イクメン日記】
下の子の人見知りが始まったようです。
私に抱っこされても泣きます・・・
父親に抱かれて泣くなんて人見知りではないのかも・・・
“税理士試験は勉強できる環境のときに何がなんでも合格する。時期を逃すと厳しくなる。大学院に行くのもあり。” への1件の返信
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