【税理士試験】簿記論が合格できなくても諦めない!税法はすぐ合格できるかも

もう直ぐ4月ですので税理士試験まで4ヶ月くらいです。
簿記や財務諸表論をなかなか合格できず税理士試験に躓いている方も諦めてはいけません。税法はすんなりと合格できるかもしれませんよ。

まずは簿記論をやってみて税理士試験の適性を見てみましょう、と言われます。簿記論がすんなりと合格できたら税理士試験に向いていると判断できるというわけです。

ですが、簿記論がなかなか合格できなくても税理士試験に向いていないとは言えません。私は簿記論と財務諸表論の合格に4年かかりましたが税理士になることができました。

外出先のMacBook Air

会計科目ができないと適性がない?

税理士試験を受験している方なら当然知っていますが、
税理士試験には簿記論と財務諸表論の会計科目と税法科目があります。
よく言われるのが、会計科目、特に簿記論をすんなり合格できるかどうかで税理士試験に向いているかどうかを判断するというもの。

税理士試験は合格率が10%くらいの科目を5つ合格する必要があるのでかなりの長丁場になります。働きながらだと10年で合格できればいい方で、途中で諦めてしまう人が大半です。
そんな長丁場でキツイ試験ですから適性がないと思ったら途中でやめるという選択をしないといけないこともあります。

関連税理士試験をやめるという選択もあり。優先することは何かよく考えよう!

向いていないと判断したらすっぱりと止めることも大切なのです。
そのための判断基準として「簿記論に合格できるかどうか」が使われるのです。

税理士試験関係の記事を書いています。

税法科目に適性があるかも

結論から言いますと、簿記論など会計科目がなかなか合格できなくても税理士試験を諦めてはいけません。

私は簿記論と財務諸表論に合格するのに4年かかりました。
大抵は2年、すごい人だと1年で2科目合格できるのに私は4年かかったのです。
普通ならそこで「向いていない」と考えるのかもしれませんね。
私の場合は特殊で一番初めに消費税法を受験して合格していたので諦めるという選択肢は考えませんでした。

私は会計科目はダメでしたが税法科目はすんなりと合格できたのです。

消費税法と所得税法は1回、法人税法は2回で合格できました。
簿記論になかなか合格できなくても、税法科目はすんなりと合格できるかもしれません。

お店の花

やめるかどうかは税法もやってみてから

もし、本当にどうしても会計科目に合格できないなら思い切って税法をやってみるのもいいでしょう。「諦める」という選択をするのはその後でも遅くはありません。

私は会計科目の合格に4年かかったわけですが、勉強していたときにまったく楽しくなかったんです。税法科目のときはすごく楽しかった。会計科目はやらないといけないから仕方なくやっていただけです。

税法の勉強をしてみると試験に対する姿勢も変わるでしょう。

税法もいくつかやってみる

税法といってもいろいろあります。
自分が何に興味があるか、適性があるかはやってみないとわからないところもあります。法人税法か所得税法はどちらか必須ですから仕方ないとして、消費税法も実務で必須。残り一つはなんでもいいでしょう。

税法によってもまったく違います。

私の場合は法人税法が合っていたみたいで勉強していて一番楽しかったです。
所得税法も楽しかったのですが、ちょっとイマイチな感じ。
相続税もやったことがあるのですが、こちらは全然ダメ。(5科目合格後だったからかも)

事業税や国税徴収法もちょっとだけやってみたのですが、まったく楽しくなく私には合いませんでした。実際にちょっとでも勉強してみないと自分に合っているかどうかはわかりません。税法をちょっとやってつまらないと思って試験自体をやめてしまうのはもったいない。

理論マスター所得税法

「この科目だけ」と思えば頑張れる

以前も記事にしましたが、どうしても合格できないなら大学院に行くのもありです。
ちゃんと認められた方法なのですから避ける必要もありません。学費などお金がかかりますからハードルが高いですが、行けるなら行ってしまった方がいいでしょう。私が今から税理士資格を取るなら間違い無く大学院に行きます。

関連税理士資格取得のために大学院に行くのもあり。資格を取れば一緒!

いくら適性がない、会っていないと感じても「この科目だけ」と思えれば頑張れますよね。あとは大学院で免除でもいいわけですから。

私は最後の5つ目に所得税法を受験しましたが、「最後の1つ」と思えたことが合格できた要因でした。

関連税理士試験の科目選択に迷うなら所得税法を選ぼう!合格しやすい!

まとめ

税理士試験は長丁場ですから何処かで目処をつけないといけないときがきます。通常は簿記論から入りますが、その簿記論さえなかなか合格できないケースもあります。ただ、簿記論に合格できないからといって税理士試験に適性がないとは言えません。
税法はすんなりと合格できるかもしれないのです。

諦めるという選択も大切なのですが、簡単に諦めるのではなくやれることをやってから決断しましょう!

どうしても簿記論や財務諸表論が合格できないなら税法科目をやってみるのもいいですよ。

関連記事

【編集後記】
終日決算作業でした。朝にブログ更新して決算。
お昼に子供を連れて出て、午後からまた作業。
夕方に買い物に。
子供の声を聞きながら仕事できるのがフリーランスのいいところですね!

【イクメン日記】
私がずっと家にいたのでどこかに連れて行ってもらえると思ってそわそわしていました。。仕方なくお昼と夕方に外出。
幼稚園が始まれば作業しやすくなるのですが。。

【一日一新】
終日自宅で作業
グラッチェの特盛パスタ

【一日一捨】
弥生会計の古いバックアップデータ

 

       

“【税理士試験】簿記論が合格できなくても諦めない!税法はすぐ合格できるかも” への2件の返信

コメントは受け付けていません。