退職するときは揉めないように!後腐れないようスッキリ辞める

退職するときには後腐れないようにスッキリとやめましょう。
揉めたりすると何かと大変です。揉めると従業員側も会社側も大変です。
辞めるときには揉めない!

今は転職は珍しいことではありません。
日常的に起こることですが、揉めると何かと大変です。

退職するときにはスッキリと辞めましょう!

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退職するのは不満があるから

今や転職は当たり前の時代です。
急にメールで「退職のご挨拶」が来ることも珍しくありません。
(ホントに急でビックリすることもありますけど)

退職するということは何かしら不満があるからですよね。
給料が安い、仕事にやりがいがない、上司とあわない、などなど。
こういうった問題を解決できればいいのですが、なかなか難しい。

となると、転職するしかないとなるわけです。

実際に転職して給料が上がった、仕事が楽しくなったという話はよく聞きます。
それはそれでいいのですが、大切なのは退職時に揉めないことです。

退職時に揉めると大変

定年退職でなければ、何かしら不満があるから退職するわけです。
円満退社ならいいですが、揉めたりすると大変です。

退職後に失業保険を受給したくても会社から書類をもらわないといけない、
転職先で雇用保険に加入したくても前の会社が手続きしてくれない、

このような話はよく聞くことです。

私がいる税理士業界はもっと大変な問題があります。
税理士になるには税理士試験に合格しないといけないのですが、
試験に合格するだけでは税理士にはなれません。
2年間の実務経験が必要となるからです。

この2年間の実務経験、どうやって証明するかというと勤めていた事務所の証明が必要なのです!しかも代表者の印鑑証明も必要。退職時に揉めてしまって証明書がもらえないなんてことも・・・

退職時には揉めないようにした方がいいです。
ものすごい不満が溜まっていて頭にきていたとしてもそれを見せてはいけません。
胸の中にしまっておきましょう。

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揉めると会社側も大変

退職時に揉めて困るのは従業員側だけではありません。
会社側も困ることがあります。

何より困るのが引き継ぎ

どのような業種であっても引き継ぎは必要になりますよね。
マニュアルがあって全く困らない、というのならいいのですが
中小企業ではそうもいかないケースが多いです。

不満があって辞める場合は「辞めるからもう関係ない」と考えていることもあります。引き継ぎが原因でお客様からクレームが来たりしたら大変です。こうならないようにちゃんと引き継ぎをさせるべきなのですが、「ちゃんとやれ」と言ったところでやりません。

不満があって「どうでもいい」と思っていたら、きちんとやるかどうかもわかりません。

辞めた後の悪口も

今やTwitterやFacebookなどのSNSは誰でも使っています。
ブログもそうですが、匿名でできるものがありますよね。

会社として困るのは退職後にそのようなSNSで悪口を書かれることです。

匿名だとわかりませんよね。
不満を持って退職すると、匿名をいいことにあることないことを書かれるケースもあります。

本当に被害を被ったりしたら訴えることもできるでしょうが、かなり大変ですよね。

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会社としてできること

このようなことをされると会社にとって非常に困るわけです。
このようなことをさせないために会社ができることは、
とにかく揉めないようにすることです。

従業員の要望を全部聞くわけにはいきませんが、
それでも不満を取り除く努力をしないといけません。
抑えつけるだけではますます反発します!

普段から不満を減らす努力をするべきですが、
難しいのならせめて退職前だけでも「特別」にしてあげましょう。
退職準備とかなんとでも言えますから。

退職一週間前だけ出社時間を自由にするとか、在宅勤務を認めるとか。

これだけでだいぶ違ってきます。
他の社員にも「退職するから」といえば説明できるでしょう。

終わりよければ、ということで最後には気持ち良く辞めてもられるようにしましょう。その方が会社にとってもリスクが減ります。

関連顧客満足度より先に従業員満足度を上げる!在宅勤務の4つのメリット

そもそもですが、、、会社として明るみになったらまずいことはやめましょう。
不正行為とか。辞めた社員が通報するということも良く聞きます。
バレてまずいようなことはしないことです。

まとめ

中小企業にとっては従業員の退職は大きなことです。
勤務期間が長かった従業員ほど影響は大きいですよね。

会社としては、

  • 急に辞めても大丈夫な体制(マニュアルを作るなど)
  • 従業員の不満を減らす(従業員満足度を上げる)

この2つは常に意識しておくべきでしょうね。

退職時には揉めないことが大切です。

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