「付加価値」はすぐには身につかない。日頃からどうすれば「付加価値」をつけられるか意識することが必要

先日、クライアントに訪問したら新しい経理担当者を紹介されました。
その方は会計事務所経験者でした。

2014-07-17 16.56.18

いつ自分の価値がなくなるかわからない

その方は5年以上会計事務所経験があり、税務申告書も自分で作れます。
かなり知識もあり、経験もあります。
そのクライアントでは、今までデータチェックに1時間くらいかかっていたのですが、
その方が入社してからは10分くらいで終わります。
いつもデータチェック後に社長と打ち合わせをしています。

今までは会計処理のミスが多く、科目を修正したり税務上問題になりそうな点を社長に説明していたのですが、今後はその経理担当者がそこまでできるようになりました。

すぐには身に付かないが付加価値を提供できないと仕事がなくなる

会計処理のミスを指摘するだけでもありがたく思っていてくれましたが
今後はそういうわけにはいきません。
プラスアルファを提供できないと契約を切られてしまうかもしれません。

税理士に限らず、他の業種でも同じことがいえます。
一杯100円くらいの水割りもきれいな女の人と一緒に飲むと何万円もします。
それは、女の人とお酒が飲めるという付加価値があるからですよね。

「この人と仕事がしたい」「この店にならお金を払ってもいい」と思ってもらうことが付加価値です。
いい商品と値段が安ければ売れる、という時代ではなくなってきましたよね。
ネット通販なら売れると思いますが。。。

結局、付加価値がないと仕事がなくなっていきます。
いいモノを安くしているだけでは売れなくなります。
値段以上のプラスアルファを提供することができるかどうかが大切です。

付加価値を提供できるだけが勝ち残っていくはずです。
私も普段から付加価値をつけられるよう意識するようにしています。
パソコンやITの勉強をしたり、資金繰りを学んだり、税務以外のサービスを提供できるよう頑張っています。

【編集後記】
直接、携帯電話に連絡されることが多くなりました。
打ち合わせなどが多いのでほとんどでれません。
メール連絡にしてもらわないとダメですね。。。

【イクメン日記】
長男の戦隊ごっこが激しくなってきました。
毎日の相手がしんどい。。。