税理士試験はずっと働きながらでも合格することができます。
実際に私がそうでした。
ずっと働きながらで法人税法と所得税法の両方に合格できましたよ。
ただ、ずっと働きながら税理士試験の勉強をするには犠牲も必要です。
税理士試験が終わって1週間経ちました。
大手予備校の解答解説会も終わり、税理士受験生は来年に向けてどうするか考えている頃でしょう。
参考になるかわかりませんが、私の受験経験を書こうと思います。
税理士試験は働きながらでも合格できる
私はずっと働きながら税理士試験の勉強していました。
勉強に専念していたことはありません。
それでも、8年くらいで合格できました。
合格科目は、簿記論・財務諸表論・法人税法・所得税法・消費税法です。
合格年数は下記の通りです。
平成15年 消費税法合格
平成17年 簿記論合格
平成20年 財務諸表論合格
平成21年 法人税法合格
平成22年 所得税法合格
消費税は4カ月、簿記論は2年、財務諸表論は3年、法人税は2年、所得税は1年で合格しました。
消費税から始めたのは専門学校から勧められたからです、特に意味はありません。
最後に所得税を選んだのは興味があったことと合格しやすいと思ったからです。
法人税と所得税の両方を受験する人は少ないですからね、
両方合格すれば希少価値があるとも考えました。
働きながらの勉強は何かを犠牲にしないと合格できない
私ができたように、税理士試験は働きながらでも合格できます。
でも、それなりの覚悟が必要ですし何かを犠牲にしなければいけません。
私は受験生のときに結婚しました。
でも、平日は仕事で夜は週3回予備校に通い、土日も朝から夕方まで自習室で勉強してました。
遊びにいったりしたことはほとんどありません。
新婚時代でも二人の時間というのはほとんどありませんでした。
今考えると、妻はよく我慢してくれたと思います。
特に最後の所得税を勉強していたときには妻が妊娠しました。
何としても1年で合格してやると思って、空いてる時間はひたすら勉強でした。
妊娠していて大変だったと思いますが妻にはほんとに迷惑をかけました。
税理士試験に合格するために必要なのは覚悟
上述したように、税理士試験は何かを犠牲にしないと合格できません。
同僚が飲み会で楽しんでるのに自分は勉強。
友人が旅行に誘ってくれても勉強を優先。
土日はもちろん勉強、年末年始も勉強。とにかく勉強。
ほんとに生活のすべてを勉強にささげる覚悟が無ければ合格できません。
細かい勉強法がどうだとか、理論暗記の方法をどうすればいいかとか、
それも大切ですがそんなことをごちゃごちゃいうよりも、まず時間をすべて勉強に費やす覚悟が必要です。
不合格になるのは勉強不足が原因
不合格になるのは、勉強不足が原因です。
問題が悪い・不備がある、やってないところがでた、あんな論点をだすなんておかしい、などよく聞きます。
私も何回も不合格を経験していますから気持ちはよくわかります。
でも、どんな問題であっても合格者はいるんですよね。
不合格になるということは合格者に比べて勉強が不足していたということです。
受験生は9月からどの科目にしようかと考えているでしょう。
どの科目が合格しやすいか、なんて考えるよりも
まずは自分の持てる時間をすべて勉強に費やす覚悟を持ちましょう。
まとめ
税理士試験の勉強は本当につらいです。
何かを犠牲にしないと合格は難しいです。
ですが、続けていれば合格できる試験です!
諦めずに続けましょう。
試験勉強中は先のことが見えず不安になりますが、
そんなことを考えいても合格はできません。
生活のすべてを税理士試験の勉強に費やせば合格できますよ!
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“税理士試験は働きながら合格可能!法人税と所得税の合格も可能だが犠牲も必要” への1件の返信
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