小説「蜘蛛の牢より落つるもの」。怖いのは怨霊か人か

小説「蜘蛛の牢より落つるもの」を読みました。
ホラーかと思いきや・・・。

小説「蜘蛛の牢より落つるもの」

小説「蜘蛛の牢より落つるもの」を読みました。
表紙買いした本です。
Amazonのおススメで出てきて気になったのですぐ買いました。
蜘蛛の牢より落つるもの

ホラー小説は表紙で買うこともあります。

もちろん内容が思っていたのと違うこともありますけどそれほどハズレはないかなぁという印象です。

「蜘蛛の牢より落つるもの」は何となく見た瞬間にホラーだろうなと感じたので即購入。

ただ買った後に気づいたのですが、帯に「怨霊か、悪意か。」とあるのを見て少し嫌な予感がしました。
蜘蛛の牢より落つるもの

純粋なホラーではないかも。

人が怖い

ホラー小説にも色々なジャンルがあります。
幽霊が怖い、人が怖い、化け物が怖いなどなど。

「怨霊」の文字が見えたので大好物かと思ったのですが「悪意」とあるので人が怖い系かも、、、と。
人が怖い系も楽しめるのですけど、幽霊なのか人なのかハッキリしないのはあまり好きではありません。

六河原村キャンプ場集団生き埋め死事件――キャンプ場に掘られた穴から複数の人間の死体が見つかったもので、集団自殺とされているが不可解な点が多い。
事件の数年後にダムが建設され、現場の村が今では水底に沈んでいるという状況や、村に伝わる「比丘尼」の逸話、そして事件の生き残りである少年の「知らない女性が穴を掘るよう指示した」という証言から、オカルト好きの間では「比丘尼の怨霊」によるものと囁かれ、伝説的な事件となっている。

内容は面白いです。
キャンプ場で自分で穴を掘って、自分でその穴に入り、自分で自分を生き埋めにした、と。

村に伝わる逸話が関係するのでは?怨霊のせいか?

解決、解説が始まるところから急展開

オカルトマニアが関わってきて、そのオカルトマニアによって謎解きが始まるのは唐突な感じがしました。
大抵は探偵のような役が優秀すぎるんですよね。

「蜘蛛の牢より落つるもの」もオカルトマニアが優秀でどんどん謎を解いてしまいました。すごすぎるくらい優秀で。

結局は怨霊ではなく人が。

ちょっと残念だなぁと思っていたところ最後の最後で気になる展開に。
その後、あの二人がどうなったのか気になります。
ここからもう一展開あっても良かったような気がします。

→ 蜘蛛の牢より落つるもの 

 

【編集後記】
昨日は税務調査の相談、対応。
年末調整の準備など。
夜は家族で野球観戦に。
ナイターは遅くなってしまうのでちょっとキツイですね。。

【イクメン日記】
野球観戦で長男は一生懸命応援していました。
次男はすぐに飽きてしまい・・・。
それでも楽しんでくれたようでよかったです。

【一日一新】
野球 日本代表の観戦