小説「逡巡の二十秒と悔恨の二十年」を読みました。
独特の世界観で楽しめました。
小林泰三
小説「逡巡の二十秒と悔恨の二十年」を読みました。
著者は小林泰三です。
「玩具修理者」が有名ですね。
昔読んで衝撃を受けたのを今でも覚えています。
玩具修理者はホラー小説のおすすめでよく出てきますからね。
知っている人も多いでしょう。
今回読んだのはその小林泰三の「逡巡の二十秒と悔恨の二十年」です。
逡巡の二十秒と悔恨の二十年
短編集です。
表題を含む10の短編があります。
正直、好き嫌いが分かれるだろうなと思われる内容ばかり。
私は好きです。
胸糞悪い話もあります。
特に印象的だったのは「食用人」です。
そのタイトル通りの内容。
食用のものって色々ありますよね。その「人」です。
簡単に言えば食人です。
読んでいて胸糞悪くなりました・・・。
よく魚の活き造りとかありますけどそれの「人」です。。。。
食用の人間がいる世界を描く問題作
食人というと「眠れない一族」を思い浮かべますけどそれとは明らかに違います。
あとは「侵略の時」もよかったですね。
いつの間にか未知の生物に侵略されているかもしれない恐怖。
同じことを繰り返し。。
代理出産をテーマにした「サロゲート・マザー」も衝撃でした。
最初はお金目当てで代理出産をするといった内容が続きますが、出産するのは人間ではなく・・・。
伝染病によって豚や牛がいなくなり肉を食べることができなくなった世界。そこで肉を食べる世界を取り戻すために人間を使って豚を出産するという。
正直、嫌な話もあるので好きになれない人の方が多そうです。
ホラーが好きな人は一度読んでみていただけると!
【編集後記】
昨日は決算を中心に。
税務調査対応も。
その後はカフェに移動してブログやHPの更新。
【イクメン日記】
長男はプールでした。
かなり寒かったみたい。
プールは楽しいみたいです。
【一日一新】
3COINS スマホスタンド(新)