読み終えるのが惜しい小説「われら闇より天を見る」

小説「われら闇より天を見る」を読みました。
読み終えるのが惜しいと感じた小説です。

読み終えたくない小説

ホラー小説が好きです。
ホラーに限らず小説は好きなので気になった本は読むようにしているつもりです。
レビューは気にしないようにしています。

良いレビューが多くてもそれほどでもなかったと思うこともあればその逆もあります。

嬉しいのはレビューが良くないのに面白い本を見つけたとき。
自分だけの作品をみつけたような気がするからです。

特に嬉しいのは読み終えるのが惜しいと思うときですね。

今まで読んだ中では

  • モンテクリスト伯
  • 屍鬼
  • 大聖堂

などです。

大聖堂の画像

どれも長い小説です。
屍鬼は文庫で5冊。
最後の5冊目を読むのは何とも言えない気持ちでした。

われら闇より天を見る

また読み終えたくないと思える小説を見つけました。
「われら闇より天を見る」です。

われら闇より天を見る
なかなかのボリュームがある小説です。
われら闇より天を見る
書店で見つけて気になったので読んでみました。
翻訳ミステリ史を塗りかえた歴史的傑作、とあります。
われら闇より天を見る

正直、最初は読みにくかったです。
翻訳が悪いというわけではないのでしょうけど、海外の小説だと何より人の名前がわからなくなってしまって。。。

登場人物の名前が覚えられないんですよね。
馴染みがない名前だからなのかもしれませんが、出てくるたびに「この人誰だっけ」となってしまうので内容が入ってこないというか。

われら闇より天を見るには人物の相関図や説明書があるのでその都度確認することができますので、なんとか読み進めることができました。

しばらくすると人物を覚え相関図も頭に入ってくると楽しめてきます。

自称無法者の少女ダッチェスは、30年前の事件から立ち直れずにいる母親と、まだ幼い弟とともに世の理不尽に抗いながら懸命に日々を送っていた。

この兄弟たちに色々なことが起こり・・・。

ミステリとありますがミステリな感じはしませんでした。
兄弟たちに色々起こる映画を観ているような感じで。
ミステリと思われるところは正直なところ、真相は予想できてしまいました。

誰かを庇っているな。庇うとしたら誰か、と予想できてしまうので。
真相がわかってもやっぱりなとしか思いませんでした。

ミステリ部分はそんなに・・・ですが、映画をみているような感じだったので最後まで楽しめました。ミステリを期待して読むとちょっと違うなと感じるかもしれませんね。

未読の方はぜひ。

→ われら闇より天を見る

 

【編集後記】
昨日は図書館とランチだけ外にでて後は自宅でゆっくりと。
溜まっていた用事を片付けました。
部屋の片付けもそろそろ・・・。

【イクメン日記】
マリオメーカーにハマっている次男。
YouTubeを見てコース作りの参考にしているようです。
攻略本として使っています。

【一日一新】
金谷菓子本舗

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