小説「ヒートアップ」を読みました。
途中までは一気に読みましたけど最後はちょっと時間かかりました。
ヒートアップ
小説「ヒートアップ」を読みました。
「魔女は甦る」の続編です。
麻薬取締官の話。
前作の魔女は甦るであった麻薬絡みの話です。
麻薬捜査なんてまったくイメージできません。
七尾究一郎は、おとり捜査も許されている厚生労働省所属の優秀な麻薬取締官。製薬会社が兵士用に開発した特殊薬物〝ヒート〞が闇市場に流出し、それが原因で起こった抗争の捜査を進めていた。
「ヒートアップ」の話が現実にあるようなものなのか小説ならではなのか。
現実も同じようなものだとすると相当過酷ですね。
新種の麻薬ヒートの売人を追う話。
かなり慎重でなかなか捕まえられず、ヒートをめぐって本来なら対立しているもの同士が手を組むのは面白い展開でした。
犯人は予想が
謎につつまれていた犯人があっけなく殺されてしまうのは意外でした。
途中まではどうやって売人を捕まえるかの話。
売人が殺されてからは真犯人は誰かの話。
だがある日、殺人事件に使われた鉄パイプから、七尾の指紋が検出される……。誰が七尾を嵌めたのか!? 誰も犯人を見抜けない、興奮必至の麻取(マトリ)ミステリ!
殺害現場に指紋が残されていて、と捏造の匂いがプンプンします。
当然、犯人は別にいると。
容疑者扱いされ逃げながら真犯人を突き止める話に変わります。
犯人が殺害するシーンも描かれていますけど名前の表記がちょっとズルいなと。
読んでいる途中で誰が犯人かを考えるわけですけど、なかなか難しい。
でも通常は「一番ありえなそうな人物」が犯人だったりするわけです。
一番味方だと思っていた人が実は犯人、みたいなことはよくありますよね。
この人かなぁと思っていたら本当にその人が犯人でした。
先ほど書いたように名前の表記がちょっとズルい。
殺害シーンでは下の名前で書いているのにその他のシーンでは名字で書いてある。
じつはこの人物の下の名前が○○でした、みたいな。
アクションシーンも白熱でした。
普段は敵なのに手を組む。
裏切られるどころか助けられたところなんかはよかったです。
前作の魔女は甦るより最後はよかったです。
→ ヒートアップ
【編集後記】
昨日は土曜日なのでゆっくりと。
子供たちと近くの日帰り温泉に。
出来たばかりで綺麗でくつろげました。
【イクメン日記】
長男は小さいころから熱めの温泉に入っても泣きませんでした。
長男は今でも温泉が大好きです。
次男が初めて温泉に入ったときは大泣き。
【一日一新】
近くの日帰り温泉