小説「屍人荘の殺人」読了。好き嫌いがハッキリ分かれそう

小説「屍人荘の殺人」を読みました。
少し前の作品ですけど楽しめました。

良いキャラが早々にいなくなってしまったのが残念。

屍人荘の殺人

※ ネタバレあります。

 

書店で新刊として兇人邸の殺人が発売されているのをみて以前の作品から読もうと思って「屍人荘の殺人」を読んでみました。

ちょくちょくAmazonでオススメとして出て来るので気になっていました。
あまりに出て来るので耐えきれなくなり購入。

神紅大学ミステリ愛好会会長であり『名探偵』の明智恭介とその助手、葉村譲は、同じ大学に通う探偵少女、剣崎比留子とともに曰くつきの映画研究部の夏合宿に参加することに。合宿初日の夜、彼らは想像だにしなかった事態に遭遇し、宿泊先の紫湛荘に立て籠りを余儀なくされる。全員が死ぬか生きるかの極限状況のもと、映研の一人が密室で惨殺死体となって発見されるが、それは連続殺人の幕開けに過ぎなかった。――たった一時間半で世界は一変した。究極の絶望の淵で、探偵たちは生き残り謎を解き明かせるのか?!

読んでみたら面白かったので良かったです。

この記事執筆時点で発売されている「兇人邸の殺人」も読んでみたいと思えました。

緊迫感がないけど

「屍人」とあるようにゾンビがでてくるのでホラー的な要素もありますね。

ゾンビによる襲撃、そのなかで起きた殺人。
ゾンビによって噛みつかれ殺されたように見えるけど、そう見せかけているだけで殺人が行われていると。

ゾンビが襲ってきているけどそれによる緊迫感は無いですね。

ゾンビ映画だと建物にこもった緊迫感がありますけど不思議と「屍人荘の殺人」では感じられませんでした。

ゾンビとの絡みはちょっと残念な感じではありましたけど、普通にミステリーとして考えれば面白いのかなぁと。

普通に殺人犯は誰か?と楽しめますし。

Amazonのレビューは低いものが多いようですけど私は好きです。

面白そうなキャラが

残念だったのは面白そうなキャラが前半でゾンビの餌食となりいなくなったこと。

やられたと思わせて後半に実は無事だった、みたいな展開を期待していたのですがそれもなく。
後半でゾンビになっていた、、、とバイオハザードみたいな展開でした。
前半で探偵きどりのいいキャラだったので残念に感じました。

やられるにしてももう少し活躍の場を与えてあげたらよかったのではないかなと。
探偵みたいな女の子もどこか「違う」感じがします。
なんかズレているというか。

好き嫌いがハッキリ分かれそうな作品です。
私は好きです。

気になる方はぜひ。

→ 屍人荘の殺人

 

【編集後記】
昨日は税務調査の相談。
その後はずっと申告書作成などを。
ココイチのスパイスチキンカレーが美味しくてまた食べたいなと感じました。

【イクメン日記】
寒くなってきましたけど学校から帰ってくるときに上着を着ていません。
二人とも。
ちゃんと着て、と言ってるのですけど寒くないと。
絶対寒いと思うんですけど。

【一日一新】
ココイチ スパイスチキンカレー