行動を縛ってこようとする「呪いの言葉」に注意しましょう。
縛られる必要はありません。
「どうせ受からないよ」「食べていけないよ」
税理士試験を目指すことにしたときに周りから言われたのが「どうせ受からないよ」です。
税理士試験を受けたこともない、どんな試験なのかもわかっていない人たちから言われた言葉です。
単純に難しいイメージがあるのでそのように言ったのでしょう。
逆の立場だったら私も同じように言ってたでしょうね。
今なら「受からないよ」とは言いません。
(大変なことは言いますが)
今ならやってもいない人から「受からないよ」と言われても気にしませんが、当時はかなり不安になったことを覚えています。
そうだよな、無理かもな、と。
友人が国家資格の勉強をしていたこともあって助けられなんとか乗り切れました。
独立時に言われたこと言葉も忘れません。
「どうするの?」「食べていけないよ」と何度も言われました。
心配してのことでしょうが、かなり縛られました。
税理士資格を取得してから独立するまでに5年以上経ってしまったのも「食べていけないよ」の言葉に縛られていたことも理由の一つです。
気づかないうちに呪われているかも
このように何かしらの「呪い」を受けて気づかないうちに動けなくなったり迷ったりしているかもしれません。
たちの悪いことに自分ではなかなか気づけないんですよね。
ドラクエのはかいのつるぎを装備して動けなくなってしまったり、はんにゃのめんを装備して混乱しているかもしれない。
周りから見れば呪われた装備をしているからでしょ、とわかるのですが当事者だと気づかない。
解放されてから「あぁ呪われていたんだ」と気づく。
このようなことを「呪いの言葉の解きかた」を読んで気づきました。
後半は政治的な話が多く難しいのですが、前半は気づかぬうちにとらわれている呪いについて書いてあります。
残業するのが当たり前、有給はとらないのが当たり前。
「やるのが当たり前だよね」と思っていたことが実は思い込みであったことに気づきます。
後半は政治的な話が多くなり難しいのですが、、前半は気づきが多い本でした。
無意識に縛られているかも
怖いのが「無意識に」ですね。
毎回のように「食べていけないよ」と言われればそれが刷り込まれて動けなくなってしまいます。
無意識なので当たり前と思ってしまっているわけですから脱却するのは難しいです。
結局のところ、自分で考える・思考停止しない、ことが大切なのかなと。
税理士事務所では積極的に独立を進めることは少ないですからどうしても「食べていけないことが当たり前」と思いがちです。
でも本当にそうなのか、どうすればいいのか、を自分で考えてみる。
「呪いの言葉の解きかた」は政治的な話も多いのですが何かしら思考を変えるキッカケが見つかるかもしれません。
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【編集後記】
昨日は税務調査の立ち会い。
その後に申告相談と別の調査の相談。
編集者さんから連絡があり方向性をかえた方がいいかもと。
大きく手を加える形になりそうです。
【イクメン日記】
昨日は妻の母が来てくれて大はしゃぎ。
一緒に遊ぼうと振り回してしまって大変そうでした。。
子供たちはよろこんでくれているので助かります。
【一日一新】
上尾駅 タリーズ