ホラー小説のシェアメイトが面白かったです。
ハッキリとした恐怖ではなくジワジワきます。
シェアメイトはジワジワくる怖さ
最近読んだホラー小説のシェアメイト。
ホラー小説となっていますので怖いのですが、化け物がでてきたりするようなハッキリわかりやすい怖さではありません。
ジワジワくる感じです。
殺人鬼が連続殺人するような、化け物が出てきてどんどん人が死んでいくようなものが好きな人には物足りないでしょう。
私も以前は化け物が出てきてガンガンやるようなものが好きだったのですが、最近は落ち着いてジワジワくる怖さが好きになりました。
わかると怖い話、のような感覚です。
発売されたのが2018年の3月24日。
この記事を書いている2018年4月12日時点だとまだAmazonのレビューがありません。
レビューがないと買いにくいかと思いますが、ジワジワくるホラーが好きなら買って間違いないです。
Amazonの紹介文によると「女性と家」をテーマにしているようですが男でも楽しめます。
女性が主人公となっていますが思考などは男でも当てはまるかなと。
「女と住まい」をテーマにした、極上のホラー短篇集。
短編集のようなもの
タイトルは「シェアメイト」ですが中身は短編集のような感じです。
6つの話があります。
- シェアメイト
- おばあちゃんの家
- 魔取り
- 我を忘れる
- 食べごろし
- 楽園
の6つです。
幼少期のできごとが原因で男性不信のミサ。幼なじみで同居中のミカの失恋を癒すために行った台湾で、思わぬ事件に巻き込まれ――。(「シェアメイト」)
知らない男が勝手に住み着いた母の実家。追い払おうと決意した麻美に起こった悲劇とは?(「おばあちゃんの家」)
偶然見つけた、理想的な間取りの邸宅。住み込みで働けることになった女は、執着を強めていく。(「魔取り」)
女と住まいをテーマに様々な種類の恐怖を描いた短篇集。
それぞれが独立した話なので関連性はありません。
タイトルのシェアメイトは収録されている話の一つです。
一話が短いのでサクサク読めます。
私は電車の中で読み切ってしまいました。
「魔取り」が好き
個人的に気に入ったのは魔取り。
家の間取りと魔取りをかけているようです。
ネタバレになりますが、、、
雑誌に載るような自分の理想的な間取りの家に住めるようになり、その環境を奪われないように執着する様はすごいなと。。
意味合いは違いますが、既得権益を守ろうとする人もこんな感じで必死なんだろうなと感じました。
執着するのは男も女も同じでしょうね、、。
まとめ
ジワジワくるのでグロいシーンはありません。
苦手な人でも安心して読めます。
未読の方は是非読んでみてください。
同じ著者の「女友達」もジワジワくる怖さでオススメです。
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【編集後記】
昨日は申告相談が1件、税務調査の相談が1件。
赤いiPhoneがあるかと思ってヨドバシカメラ行ったのですが見当たらず。
迷い中です。。
【イクメン日記】
今まで一緒に通っていた長男がいなくなっても次男は平気。
次男一人で大丈夫か不安だったのですがよかった。
【一日一新】
曙橋駅 フレッシュネスバーガー
川口元郷駅
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