独立したら断る勇気も必要。受けるもの・受けないものはメニューで表しておく

フリーランスには断る勇気も必要です。
せっかく自由なフリーランスになったのなら自分で仕事を選ぶようにしましょう。

 

せっかく自由なのに忙しい・時間がない

せっかく自由なフリーランスになったのに忙しくて好きなことができない。
仕事に追われてやりたいことができない。

自分で独立してからは他のフリーランスの方の動向が気になって色々なブログやSNSを見ています。
自由に楽しそうにしている人を見るといいなぁと思います。
ただ、必ずしもみなさんそうでもなく、中には大変そうだなと感じる人もいます。

忙しい方がいい、もっと仕事したい、プライベートより仕事、など価値観は人それぞれです。
私から見たら大変そうだなと思っても本人は楽しく仕事しているのかもしれません。

私は仕事ばっかりで好きなことをする時間がないような働き方は嫌です。

できない・苦手な仕事は断る

独立したばかりの頃はどんな仕事でもやろう!と思っているので依頼されたことはなんでも受けてしまいがちです。
不安な気持ちが大きいのとやる気に満ちているのでなんでもやろうとしてしまうのです。

まだ独立して1年ですが、ずっと気をつけていることがあります。
それは、できない・苦手な仕事は受けないようにすること。

私は相続や国際税務はできません。
そのため相談があっても受けないようにしています。
もちろん基本的なことは答えますがそれ以上のことはお断りしています。
問い合わせフォームにも「相続税には対応していません」と書いています。

受ければ売上になるので独立したばかりの頃は非常に助かります。
ですが、できないものを受けるとお互いに良くありません。
駐車場の画像

受ける側はできない仕事ですから調べるのに時間がかかるしストレスになります。
依頼した側も本当に大丈夫かな?と不安になりますよね。

つい先日も外国株式の譲渡などの確定申告の依頼があったのですが、私では受けられない旨を伝えました。
もし受けていれば報酬をいただけますが失うものも大きかったでしょう。

何をやって何をやらないか

できないからといって安易に断るのも危険です。
クラウド会計が苦手だからといってクラウドの話を全てやらない、というのは無理でしょう。
今後はどんどんクラウド会計が増えていくでしょうから「できない」のはマズイです。

今は相続はやらない、国際税務はやらない、大企業はやらない、記帳代行はやらないと決めていますが相続を知らないと税理士業ができなくなってしまうような状況になったらそうも言ってられません。

やらないとマズイかどうか、は慎重に判断する必要があります。

できる仕事を依頼してもらうために情報発信

自分が受けることができる仕事・やりたい仕事を依頼していただくためには情報発信がかかせません。
何ができて、何が得意で、何ができないのか。
いわゆるメニューみたいなものです。

関連メニューに載せないと申し込みはこない!

お店に入ってもメニューがなければ注文(依頼)できませんよね

メニューでできる仕事・できない仕事をはっきりさせる

メニューを作ればできる仕事・できない仕事がはっきりします。
メニューにないものはできないわけです。
私もサービス一覧を作っています。

メニューになければ依頼は来ません。
依頼がなければ断る必要もありません。

できない依頼が来てしまったから断る、ということがなくなります。

メニューはできる仕事の一覧ですが、逆にいえば書いていないものはできないという意思表示にもなります。

まとめ

やらないことリストが大切と言いますが仕事にも当てはまります。
できない・やりたくない仕事を受けなくて済むような状態を目指すことが大切ですね。

独立体験記やブログを使った営業についてもうちょっと詳しく書いてKindleにしてみました。
→ Kindleのページ

 

【編集後記】
昨日は集中して確定申告、執筆とセミナー準備など。
夕方に税務調査の相談でした。
さすがに税務署からの連絡も減ってきました。

【イクメン日記】
長男が知恵をつけて来て「ママは内緒で買ってくれる」と囁いてきます。
だんだんとずる賢くなってきて心配だけど嬉しさも。

【一日一新】
スマホピアス
コーヒービーン&ティーリーフ バナナマフィン

【一日一捨】
終わった税務調査の資料など