税理士試験を受ける理由は?それは本当に税理士でないとできないこと?

今、税理士試験の勉強をしている方は何のために税理士になろうとしていますか?税理士になってなにをしたいですか?今から税理士を目指すべき価値はありますか?

あえて難しい試験を受けるべき理由はなんでしょうか?

税理士バッジ

税理士しかできない業務

税理士は独占業務があります。
本来、税金の手続きはすべて本人がやらないといけませんが、複雑な税務を理解するのは非常に大変。そこで本人に代わって税務手続きを代理できるのが税理士です。

他人の税金の手続きを代理でできるのは税理士だけです。

税理士でない人が他人の税務を代理していたら税理士法違反となります。
たとえ無料であってもダメです!
税理士事務所に勤務している従業員なんかがニセ税理士行為をしていることもあります。

ニセ税理士や名義貸しに注意しよう!

それは本当に税理士でないとできない?

もし、他人の税務手続きをやりたい!と思うのなら税理士にならないとできません。ですが、経営コンサルとか資金調達支援とか記帳代行とかなら税理士でなくてもできます。

今、税理士を目指している方は何のために税理士を目指していますか?

やりたいことがあってそれを実現するためと考えている人もいるでしょうが、それは本当に税理士でないとできないことでしょうか?

先述したように税理士でないとできないものは、他人の税務代理です。

もし、それ以外のことをやりたいと考えているのならわざわざ難しい試験を受けて税理士になる必要はありません。

経営者になりたいならわざわざ税理士になる必要はありません。10年以上も勉強漬けの毎日を過ごすよりも一刻も早く起業した方がいい。税理士試験なんて超遠回りになります。

何となく受験していないか?

あなたが本当にやりたいことは何ですか?
本当に税理士になりたいと思って受験していますか?
ここまで勉強してきたから今更やめられないとかだったら、、、他にやりたいことがあるならやめるのも手です。

こんな記事も書いています。
人生の貴重な時間をただ何となくの受験で費やすのはもったいないです。

資格取得後にやりたいことが見つかることも

私が税理士を目指したのは、何となく不安だったから。
新卒で入社した会社は激務でやめたいなぁと思っていたが、やめても何をしていいかわからない。漠然とした不安を感じていた時にたまたま友人が国家資格の勉強をしていることを知ったのがきっかけ。

決して「これがやりたい」というものあったわけではありません。

それでも今は充実しています。
目指したときは特にこれがやりたいというものがありませんでしたが、今は資格のおかげで自由にできています。

以前こんな記事を書きました。

税理士資格を取った後も大変ですが、可能性が広がるのは事実です。
何でもできます。

私のように明確な目標がなく税理士を目指している方も実際に資格を取ったらやりたいこと・目指すべき方向性が決まるかもしれません。

私は今は人を雇わず自由にやっていますが、ストレスありません。これも税理士資格を取得したからこの生活がいいと気付くことができたのです。資格がなくてもフリーとして自由にやっている人もいますので資格が必須ではありません。資格がきっかけになることもあるということです。

まとめ

今、受験勉強している人は迷わずとにかく資格取得を目指しましょう。
これから税理士を目指そうとする人は、本当に税理士でないとダメなのかよく考えてみましょう。

税理士試験に費やす時間とお金はバカになりません。

やりたいことがあるならそちらに時間とお金を費やしましょう。
ただなんとなくで受験しているのは無駄です。

【編集後記】
月次の会計処理と執筆の原稿確認。
アンケートフォームの作成やセミナー準備など。
近々セミナーやります!

【イクメン日記】
じいじが来てくれました。
来てくれると何か買ってもらえると思っています。。。
いつもお菓子とか買ってくれるので申し訳ない感じ。

【一日一新】
アンケートフォーム作成

【一日一捨】
マウスの電池交換
申告書の下書きなど

       

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