従業員が反発するのは不満があるから。兆候があったらすぐ対処すべき

人の問題は非常にデリケートです。
会社経営で一番頭を悩ませるのは人事問題かもしれません。
従業員が上司に反発・反抗して辞めることが続いているなら要注意です。

従業員が社長や上司に反発する・反抗するのは普通のことではありません。
社長に対して反抗するなんて通常はなかなかできませんよ。

従業員が反発するなんてそうそうあることではありませんが、
それが続いているようなら何かしら問題があるということです。

大きな問題にならないように、少しでも反発・反抗するような態度があったらすぐに対処することです。

あなたの会社は大丈夫でしょうか?

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「人」の問題は大変!

事業を始めて軌道に乗ってくると人を採用します。
自分一人では限界がありますからより事業拡大するなら人を雇わないといけません。ですが、人を雇うというのは非常に大変なことなのです。

求人広告を出し、面接、教育をしなければいけません。
雇った後も仕事を振って管理。
もちろん毎月給与の支払いも必要です。

雇う側(経営者)は事業のことを一生懸命考えていても
従業員は事業のことはあまり考えていないことが多いです。
当然ながら自分の給与をもらうことが第一なので事業の業績は二の次なのです。

このような思考の違いから段々とすれ違いができて辞めるということも。

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従業員が反発する理由

私自身、雇われていたことがあるのでよくわかりますが、
従業員が社長や上司に反発することがあります。
上司に暴言を吐いたり、常識では考えられない行動をとったり、取引先に誹謗中傷のメールを送ったり。

普通では考えられないことをすることがあります。
その原因は一つ、会社(社長・上司)に不満があるからです。
非常に単純なことですがそれをわかっていない経営者が多い。

従業員が反発してありえない行動をとると、
「あいつはおかしい」「あいつは変わった」と言って片付けてしまう。

ですが、従業員を変えているのは社長かもしれません。

経営者と従業員は考えが違う

反発・反抗する従業員が何人も続くというのは普通ではありません。
以前は会社のために頑張って働いていてくれたのに、今は反抗ばかり。。。というケースもあります。
原因は、会社に不満があるからと言いましたが具体的には上司が話を聞いてくれないから、です。

経営者は、安い給料で長く働いてほしい。
従業員は、高い給料を短い時間でほしい。

もちろん全員がそうというわけではありませんが、基本的にこのような考えのはずです。
お互いに反対のことを考えているわけですから衝突が起きるのは当然ですよね。

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従業員と向き合う

お互いに考えが違うので衝突が起きるわけで、それによって従業員が不満を持つ、そして反発する。
それを解消するには、経営者が従業員の意見・話しをよく聞くこと、そしてちゃんと従業員を評価することも大切。
私自身が従業員として働いていたときにも同じような不満はありました。

経営者としては従業員の意見を聞いていたらやっていられないと思うでしょう。
それでも、意見は聞くべきです。
意見を聞いて、できるかどうか検討する。
出来そうならやればいいし、ダメならダメな理由をちゃんと説明する。
これだけでかなり違ってくるでしょう。

あとは約束したことはちゃんと守る。

関連転職するかどうかの判断は「上司を尊敬できるか」も大切

仕事の効率化も考える

両者の考えの違いを埋めるためには、効率化するという手があります。

経営者としては、労働時間が短くなっても一定の成果がでていれば問題ないでしょう。
従業員としても、短い労働時間で成果が上がるのなら実質的な時給があがることになりますよね。

仕事の効率化をすることはお互いとってプラスになります。

割れ窓理論で対処

よく言われるのが「割れ窓理論」です。
検索してみますと、

軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで、凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論

とあります。
犯罪とは違いますが、ちょっとした反抗的な態度・言葉を言ってたら要注意だということ。
ちょっとしたことでも、厳格に対処することで大きな問題を起こさせないようにすることが大切ですね。

従業員がちょっとでも社長や上司に対して不満をぶつけたり、
反抗的な態度をするなら早めに対処することが必要。
どこまでやるかというのは非常に難しい問題ですけど。

まとめ

従業員が反発するのは何かしら訴えたいことがあるからです。
経営者としては従業員と向き合い、よく意見を聞きましょう!
従業員が希望したことが出来ないのなら出来ない理由を説明すればいいのです。

「あいつはおかしい」「変わった」と言って片づけるのではなく、
原因をしっかりと考えてみましょう。
反発するのが一人ではなく何人か同じような状態になっているのなら会社に問題があるのかもしれません。

人を雇うというのは非常に大変です。
ですが、雇うという選択をした以上は従業員としっかり向き合わないといけません。

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