イオンから単元未満株式についての案内がきました。
ダイエー株式がイオン株式に
ダイエーはイオンの完全子会社になりました。
それに伴い、ダイエー株式はイオン株式になっています。
私はイオン株式を11株持っています。
もともとダイエーの株式をもっていたのですが、
イオンの子会社になったことでイオン株式になりました。
そのときの記事です。
単元未満だと売買できない
上述したように私はイオン株式を11株もっています。
仮にこれを売ろうと思っても、市場で売ることができません。
単元未満だからです。
会社によって売買できる単位が決まっているのです。
イオンの場合は100株です。
売ったり買ったりするときは100株単位じゃないといけないのです。
なので、私が持っている11株を売りたくても売れないのです。
11株だと単元未満株式(100株未満)といいます。
単元未満株式の処理は2つ
そもそも、11株という半端な株数を持っている理由は
ダイエー株式がイオン株式に変わったことです。
ダイエーの売買単位は50株だったのです。
なので50株をもっていたのですが、
イオンになったことで11株と半端になってしまったのです。
単元未満株式の処理は2つ
イオンを相手に、
- 【買取制度】半端な株を買い取ってもらう (イオンに売る)
- 【買増制度】切りのいい売買単位になるように株を売ってもらう (イオンから買う)
1.半端な株を買い取ってもらう
これはイオンに11株を買い取ってもらう(イオンに売る)ということです。
半端なので市場で売ることはできません。
そのため、イオンに買い取ってもらうのです。
2.売買単位になるように株を売ってもらう
これはイオンから株を売ってもらう(イオンから買う)ことです。
売買の単位が100株なので89株(100-11)を売ってもらうのです。
そうして100株にする、ということですね。
価格は効力発生日の市場価格
1.、2.とも価格は効力発生日の東京証券取引所の終値となっています。
特別安く買えたり、高く売ったりということはありません。
買取と買増、それぞれいくら必要か
単元未満の株を持っていても市場で売買できません。
すると、上記の1か2のどちらかを選ぶことになります。
1の買取の場合
今日(2015年5月1日)の株価は1,498円です。
11株だと16,478円 になります。
これで買ってくれるということですね。
2の買増の場合
売買単位の100株にするため89株の購入が必要です。
株価が1,498円なので、133,322円が必要となります。
どちらが得かは株主優待次第?
どちらが得か、ということになりますが
株を持つ目的は、
- 配当金をもらう
- 売却益をねらう
- 株主優待
でしょう。(支配目的は考えないで)
1.配当金
今回は1株14円でした。
100株だと1,400円ですね。
100株にするために133,322円(89株購入)かかります。
1,400円の配当のためにこれだけの金額を払いたくありませんね。
2.売却益
これは何とも言えません。
株があがるかどうかは誰にもわかりません。
イオンの株が上がる、と思っているなら買増するのもありでしょう。
3.株主優待
もともとダイエーの株を持っていた人は株主優待目当てだった人も多いでしょう。
私もそうでした。
イオンの株主優待がどうなのかを見てみると
100株だと3%のキャッシュバックです。
これは半年ごとです。
月に食材などで5万円買うとして半年で30万円、
それの3%だと9,000円、年間で18,000円。
近くにイオンがあり、良く行くのであればいいと思います。
まとめ
株を保有し続けるかどうか、は株主優待次第になりますね。
ダイエー株式と同じです。
その株主優待も近くにイオンがあり、良くいくのであればいい内容だと思います。
毎日の食料品や日用品を買うだけで3%がキャッシュバックされるわけですからね。
イオンを日常的に使うかどうか、が株を保有し続けるかどうかの判断する
基準になりますね。
元ダイエーの株主にはイオンゴールドカードの案内がきています。
こちらは年会費無料なのでお得です。
私も申し込みました。
お客様感謝デーで5%オフになります。
そんなにイオンを利用しないのであればこちらのカードだけ持っておくのもいいでしょう。
私もゴールドカードだけ持って、株は売却する方向で考えています。
【編集後記】
今日は一人で次男をみていました。
疲れた。。。。
【イクメン日記】
幼稚園の遠足でした。
楽しかったみたいです。
よほど疲れたのかすぐに寝てしまいました。