税務通信の購読をやめました。

税務通信の購読をやめました。

 

税務通信とは

税務通信とは、税務に関する情報誌です。
週一回発行されています。
税務通信は税理士業界では超有名です。
業界では知らない人はいないのではないでしょうか。
税理士事務所によっては職員全員が購読することを勧めているところもあります。
記事執筆時点で購読料は年間38,880円です(税込)。

情報が多すぎたり細かすぎると読まなくなる

この税務通信、とにかく情報が多く細かいのです。
何しろ週一回発行されているくらいです。
内容も実務ではあまり取り扱わないものが多かったりします。
説明も文章が多く、図を使うことも少ないのでわかりずらいのです。
税理士が読んでもなかなか理解できないこともあります。

私が以前勤めていた事務所では税務通信の購読料の補助がありました。
半額を事務所が負担してくれるのです。
それなら、と思って私も購読をしていましたがなかなか読まずにどんどんたまってしまうことが多かったです。
読まなきゃとは思うのですが、なにしろ情報が細かく実務に直結しないものが多いので億劫なんですよね。
常に鞄には入れているけど全然読まない。
当時は事務所が半額負担してくれていたので購読は続けていました。

税務通信のいいところは、情報が早いところです。
週一回発行なので常に最新の情報が手に入ります。
「税制改正がどるなるのか」など知識やネタとするにはいいです。
ただ、情報が早いですがあとで修正なども多いです。

必要なことだけを伝えようという意識が大切

今回、購読をやめるにあたって考えてみましたが、
たくさん情報提供しようと思って細かく、大量に書いても伝わらないんですよね。
仕事柄、社長や経営者と話す機会が多いです。
今までは、せっかく時間を取ってくれたのだから少しでも有意義な話をしたい、と思っていろいろと話をしていました。
今は必要のない情報もとにかく思いつく限り話をしていました。
思い返してみると私も税務通信のような状態だったのかもしれません。
大量に細かい情報を伝えてしまうと肝心なことが伝わらない可能性があります。
反省してもっと簡潔に大切なことだけを伝えるようにしないとダメだと思いました。
何かを伝えるときには必要なことだけを伝える、という意識が大切ですね。

おまけ

税務通信は税務研究会というところが発行しています。
この税務研究会では毎年、会計川柳というものをやっています。
今年の優秀作品が送られてきたので紹介します。
税務関係の知識があると意味がわかるので楽しめると思います。

最優秀賞
・ありのまま 何度やっても あかのまま
(アナと雪にかけてますね。。。)

優秀賞(気に入ったものをいくつか)
・夫婦仲 計上したい 修繕費
・天職か 転職悩む 会計士
・人件費 調べてみれば 俺が無駄
・泣いたって ダメよダメダメ カラ出張
・知識あり 実務出来ない 会計士
・できるなら 祖父母の資産を 連結化
・休暇より ズラしたいのは 決算期
・ドラ息子 教育資金 貸し倒れ
・この会社 やばいとツイート した経理 (これ笑いました)

みんなよく考えますよね。
みながらニヤニヤしてしまいました。

【編集後記】
今日で仕事納めにしました。
明日から仕事をしないつもりですが、自分の申告を早く終わらせる準備をします。

【イクメン日記】
クリスマスが終わったと思ったら次男の誕生日(12月31日)です。
またケーキを食べる気でいます。。。。