国税局が「超富裕層プロジェクトチーム」を発足、税金は取れるところから取る

2014-07-14 21.51.25-1

国税庁が超富裕層をターゲットにしたプロジェクトチームを作ったようです。

国内外に数十億円規模の資産をもっていて、積極的な活動をしている投資家等が対象みたいです。

大金持ちの税逃れは許しません、とか言ってますが大金持ちとか関係なく税逃れはダメですよね。
大金持ちを狙うのは取れる金額が大金からですね。

今月は税務署の異動がありますから、落ち着いたら税務調査が始まるでしょう。

税務調査は恐い?

税金を取る、というと税務調査を思い浮かべると思います。
税務調査っていいイメージないですよね。
マルサみたいに強制捜査をイメージされる方もいるかもしれません。
強制捜査なんてよっぽど悪質な場合ですから、中小企業の場合はほとんどないと思います。

税務調査ほどいやなものはない、とよく聞きます。
いろいろ聞かれて、時間は取られて、税金も取られる、いいことないというわけです。

税務調査は指導が目的だから恐れることはない

以前、税務調査の立ち合いをしたときに税務署の調査官から話を聞きました。
税務調査の目的は適正な納税をしてもらうための指導です、と言ってました。
実際は追加の税金を払わせようということなんでしょうが、名目上は「指導」なのです。

「指導」なのですから、恐がることはありません。
間違いがあったら、修正すればいいのです。
ついでに、どうすれば間違えないのか、どうすれば正しい納税ができるのかを聞けばいいのです。
税務調査は、自社の経理や税務手続きが正しいのかをみてもらうという意識でいれば恐くはありません。
むしろ、税務調査をしてもらって正しいやり方を教えてもらった方が下手な税理士にお願いするよりいいかもしれません。

税務調査が恐いのは、やましいことがあるからですよね。
売上を誤魔化したり、架空経費を入れたり、プライベートな領収書を入れちゃったりしてるから恐いのです。
これらは脱税になります。
脱税は、バレたときに罰金として余計なお金がかかります。
悪質だと重加算税といって相当重いペナルティーもありますし、目を付けられてしまいます。
脱税は後で損しますので、絶対にやらないようにしましょう。

税務調査は赤字でもくる

税務調査は赤字でもきます。
もちろん、利益がでている会社の方が確率は高いですが、赤字だから絶対にこないというわけではありません。
本当は黒字なのに赤字にみせかけてる会社が相当数あることは税務署も知ってます。
あと消費税もありますからね。消費税は黒字か赤字かは関係ありませんからね。

いつ税務調査がきてもいいように正しい納税を心がけましょう。

【編集後記】
今月申告の決算が大体まとまりました。
先月に比べたらかなり良いペースです。
毎月これくらいの余裕が持てるようにしないとダメですね。