税務関係コーナーに年配の女性がおり、数冊を手に持っています。
杖をついており、おそらく70歳くらいだと思います。
連結納税はレアケース
その女性が持っていた本は、連結納税に関するものでした。
連結納税なんて制度は知ってるけどやったことないし、すごいなぁと思いました。
連結納税というのは、親会社が黒字で子会社が赤字なら通算して税金を計算していい、というものです。親会社が1000万円の黒字、子会社が1000万円の赤字なら通算して利益は0円なので納税も無しです。
連結納税を適用しているのは多分400社くらいです。(日本全体で!)
税理士は6万人くらいいるわけですから、大多数の税理士は連結納税に関わる機会はありません。
その女性が本を買った理由が、実務で必要だとしたらかなりレアケースですごいことです。
単純に知識を仕入れるためなら、それはもっとすごいことだと思います。
税理士は資格をとってからこそ勉強が必要
税理士資格を取るのは大変です。
仕事をせず、勉強に専念しても何年もかかります。
勉強のつらさを知っているので、資格を取った後には勉強することをやめてしまうケースが多いです。税制は毎年改正がありますが、常に知識をブラッシュアップすることを意識していないとすぐについていけなくなります。
特に税理士業界は平均年齢が60代と言われており、毎年の改正についていけてない税理士も多数
います。
自分は決してそうならないよう、常に「知識の更新」をするように気をつけています。
【編集後記】
昨日は買ったばかりのMacをいじってました。
2日目でもキーボードが光ることに感動してます!
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