小説「怪談熱」を読みました。
じわっとする怖さ。
小説「怪談熱」
小説「怪談熱」を読みました。
最初は実話怪談だと思っていたのですが、読み進めるうちに小説だったことに気づきました。
楽しめたので良かったですけど知らない方は注意した方が良いです。
著者は福澤徹三。
福澤徹三といえば実話怪談のイメージがあります。
今までに何冊か読んだことがあります。
実話怪談は少し前から面白さがわかってきました。
じわじわ怖い
今回読んだのは「怪談熱」です。
先ほど書いたように実話怪談ではなく小説です。
短編集です。
怪談会で聞いてはいけない話を聞いてしまった末に……背筋も凍る表題作の他、過去を隠しセレブ妻におさまった女が昔の同僚との再会を機に想像を絶する恐怖に見舞われる「再会」など9編を収めた短編集。
霊的なもの、人が怖い話などいろいろ。
ちょっとした嘘、思い違い、何気ない一言。それが、あなたを恐怖に導く分かれ道。そう、本書を手にとった、この瞬間も…。怪談・ホラー界の鬼才が放つ恐怖小説集
グロい描写はないですし、思いっきりホラーでもなく。
じわじわと来る怖さです。
私が思う面白いホラー小説は「ぞくぞく」「じわじわ」です。
今までに何冊か「ぞくぞく」を感じたことがあります。
一番最初に感じたのは「ビンゴ」。
じわじわも怖い。
読んでいるときはそれほどでもないと思っているけど、読み進めるうちに知らず知らずどんどんページをめくってしまう。
地味ですけどね。
後で思い出したときに感じる怖さはこちらの方が上かも。
「怪談熱」も派手さはなく地味です。
地味な怖さですけど思い出したときの怖さはあるかも。
「面白かったホラー小説」で思い浮かべることになるでしょう。
グロさはないのでぜひ。
→ 怪談熱
【編集後記】
昨日は決算を中心に。
自分のものも提出と納税。
来週の日曜日は出かけるのでその予約なども。
【イクメン日記】
夏休みは長男ななんだかんだと忙しく。
次男はヒマで・・・。
なにか考えなければいけません。
本人は何もやりたくないみたいなので難しいですけど。
【一日一新】
とある予約