小説「事故物件いかがですか?」を読みました。
ホラー小説ではありません。
事故物件をめぐる物語です。
事故物件
小説「事故物件いかがですか?」を読みました。
タイトルからしてホラー小説だと思ってしまいそうですが違います。
ホラー要素はまったくありません。
「事故物件」と聞くとその部屋で怪異が起こり・・・と連想してしまうところです。
事故物件7日間監視リポートとか。
「事故物件いかがですか?」はホラー要素がないのでちょっと残念なところ。
あなたはなぜ、そこに住むことを決めたのですか? 間取り、家賃、駅までの距離。そして、かつてその部屋にどんな人が住んでいたのか……。
事故物件でも間に誰かが住めば次の人に告知が不要ときいたことがあります。
それがロンダリングというらしいですね。
今回読んだ「事故物件、いかがですか?」は「三千円の使いかた」の著者です。
三千円の使いかたも楽しめました。
誰が住むのか
自分だったら事故物件に住むのは嫌だなと思ってしまいます。
家賃が安いとはいってもやはり気になってしまいます。いまの自宅は賃貸なのでもしかすると過去に何かあったのかもしれませんが、、、気にしだすときりがありません。
事故物件は避けたいと考える人が多いでしょう。
自殺や殺人事件のあった、いわくつきの物件に一時的に住む「影」、部屋を紹介する相場不動産、姿を消した人を探す会社「失踪ドットコム」。事故物件を貸す人、住む人。この街では様々な事情を抱えた人びとが生きている。都会のすき間に根ざすささやかな仕事、ルームロンダリングにまつわるさまざまな人間模様を紡いだ8つの物語。
その事故物件に住む人を探す不動産屋の話です。
あえて事故物件に住むのは家賃が安いからでしょうね。
住居費を抑えることができて助かる人もいる。事故物件に住みたいと思っている人もいる。
様々な事情で事故物件を求めている人もいるんだなと。
8つの物語とありますけどそれぞれが事故物件で繋がってはいるのですが、それ以外のところでの話の繋がりがちょっと弱いかなぁと感じました。
以前読んだ「三千円の使いかた」の方が話に一貫性があって読みやすかった印象があります。
それでも事故物件に興味がある方は楽しめるかなと。
未読のかたは是非。
【編集後記】
昨日は税務調査の立ち会い。
初めての業種で色々と勉強になりました。
大きな問題はないので早めに終わるかなと。
【イクメン日記】
最近、長男は疲れているようで早めに寝ます。
暑いのであまり外には出ていないのですが何かと疲れるようですね。
次男は元気いっぱいです。
【一日一新】
町田駅 ドトール