「怪のはなし」を読みました。
ホラーのようなゾクッとする怖さはありませんが楽しめました。
怪談
ホラー小説が好きでよく読んでいます。
小説だけでなく怪談も好きです。
仕事中に怪談を流して聞くこともあります。
怪談のいいところは自分で想像することですね。
場面ごとに想像し怪異を想像し勝手に怖さを想像する。
人によってはまったく怖さを感じない話も別の人にとっては違うものに思えてくる。
実話怪談はあまり好きではありませんでした。
オチがないのでインパクトが弱いと感じていたからです。
が、そのオチが無い話について考察する面白さがあることに最近になって気づきました。
怪のはなし
先日読んだ「怪のはなし」も実話。
本当?と思えなくもない話もありました。
実話なのでオチがないものもありゾクっとする怖さはありません。
物心ついた頃から、数多くの「この世ならぬモノ」たちと遭遇してきた著者。嵐の夜、停電した自宅に入り込んできた不気味な「何か」。東京大空襲の日がくると現れる、ボロボロで痛ましい姿の子供たち。夢の中から抜け出してきた猫とふれあい、侍の幽霊と東京を散歩する…。
ゾクっとする怖さはないですけど実話ならではのジワジワくる怖さはあります。
どんな意味だったのか、なぜか、なんだったのか。
これらを考えるとジワっときます。
自分の身に起きたら・・・と思うと本当に怖い。
実体験らしいので淡々と日常のことのように語られるところは読みやすい。
日常を書いているような文体なのでまったく怖さは感じられないのですが、そこがまた怖い。
日常的に怪異が起きている状況を想像すると恐ろしいです。
ホラー的な要素は少ないのでホラー小説が苦手な人でも読めるでしょう。
興味のある方はぜひ。
→ 怪のはなし
【編集後記】
そろそろスマホを変えたいと思いつつしばらく経ちました。
pixel6aも気になるけど・・・今のスマホで満足していて踏ん切りが。
しばらく悩みそう。
【イクメン日記】
宿題を早く終わらせようと頑張っています。
二人ともドリルは一人で出来そうですけど感想文や絵が・・・。
【一日一新】
伊右衛門 特茶