「闇塗怪談 祓エナイ恐怖」が怖い。どうしようもないのが怖い

ホラー小説「闇塗怪談 祓エナイ恐怖」を読みました。
思っていたよりも楽しめました。

闇塗怪談 祓エナイ恐怖

ホラー小説の「闇塗怪談 祓エナイ恐怖」を読みました。

「闇塗怪談」は以前から知っていて読んだことがあります。
以前読んだのは「戻レナイ恐怖」でした。

「戻レナイ恐怖」は正直そこまで面白いとは思えなかった記憶があります。なのでブログにも書いてなかったかなと。

「祓エナイ恐怖」はどうかなぁと心配になりながらも気になっていたので読んでみました。

祓エナイが怖い

ホラー小説を読んでいて興ざめしてしまうのは、ものすごく強い霊能者がチャチャっと悪霊を倒してしまうこと。

ぼぎわんが、来るも面白かったのですけどものすごく強い霊能者が倒してしまうところがちょっと残念ではありました。
戦う展開は熱いのですけど怖さでいうとイマイチかなと感じます。

「闇塗怪談 祓エナイ恐怖」はお手上げな話がでてくるのが怖い。

山間を撮影した映像に映る赤い屋根の家。だがそれは今は存在しない一家殺人のあった家で…「ドローン」
著者の友人の住職もお手上げだという連続不審死のあった富山の家。霊能者のAさんと著者が現場で見たものは…「鏡の部屋」
友人と霊はいるかいないか賭けをすることになった男。自殺の名所と言われる石川県の橋へ動画を撮りに行くが…「熊走大橋」
村の火葬場で焼き縮む遺体を棒で押さえつける仕事。ある日、恐ろしいことが…「火葬」
同僚男性に誘われて行った彼の家は人形だらけ。やがて二階から妙な物音が…「人形の家」他、オール書き下ろし!

どうしようもない、どうにもできない、なるようにしかならない。

ホラー小説だと本当にこの「どうにもできない」のが怖く感じます。

正直、実話怪談はあまり好きではありません。
実話なのでオチがないですし、話を盛り上げたりする必要がないですから読んでいて面白いものではありませんから。

「闇塗怪談 祓エナイ恐怖」は文章も読みやすいし恐怖を感じることもでき一気読みでした。
ハッピーエンドばかりでないところもホラー小説としてはいいのかなと。

未読の方はぜひ。

→ 闇塗怪談 祓エナイ恐怖

 

【編集後記】
確定申告を少しずつ進めています。
Kindle Unlimitedで今まで興味なかった本も読んでみるようにしています。
たまに「おっ」と思うこともあり楽しいですね。
あえて興味なかった本を読むのもいいかも。
夕方には子供の算盤。

【イクメン日記】
次男は好きな本があると自分で読んでいることがあります。
いま読んでいるのはホッツェンプロッツ。
面白いといって読んでいるのですけど長男は無いですね。

【一日一新】
証券会社とある手続き

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