「隣はシリアルキラー」を読みました。
タイトル、表紙からして怖そうですけどそうでもありません。
最後はちょっと意外。
中山七里
※ ネタバレあります
最近好きな作家のひとりが中山七里です。
「護られなかった者たちへ」を読んで非常に面白かったので好きになりました。
いま少しずつ中山七里の本を集めています。
非常に気になるタイトルがあったので優先的に読了。
それが「隣はシリアルキラー」です。
いかにもホラー小説っぽいのですぐに読みました。
タイトルほど怖くない
「隣はシリアルキラー」はタイトル、表紙からしてホラー小説っぽいです。
ホラー小説が好きなのでかなり期待してよんだのですが、ホラーではなかったかなと。
神足(こうたり)の悩みは、深夜になると隣室から聞こえてくる不気味な物音。何かを切断しているような……もしかして死体?
時を同じくして、近隣で女性と思われる死体の一部が発見されたという事件を知った神足は、隣人の徐(スー)が犯人なのではという疑いを持つ。そんなある日の深夜、隣室から何かを梱包するような音に続いて、徐が外出する音が聞こえた。気になった神足はそのあとをつけるが――。
連続殺人が起こり、遺体がバラバラにされている。
壁が薄い隣室のバスルームから夜に遺体をバラバラにしているような音がする。
これだけでホラーの要素たっぷりなのですけど、そんなに怖い描写はなく。
「すぐ隣の部屋で人体を解体しているなど、あり得るはずがない」
連続バラバラ殺人事件の犯人は、隣人?
怖すぎて眠れない。徹夜必至のホラーミステリ!
ミステリですね。
グロい表現はあまりないのでホラーが苦手な人でも問題なく読めるでしょう。
主人公がストーカー関係で捕まっている過去。
ホームレスから名前を買う。
など問題ありまくりで「シリアルキラー」と関係あるのかと思いきやそうでもなく。
主人公のこのあたりの設定をもう少しシリアルキラーとかかわってくるのかなと思ったのですが・・。
隣は本当に
最後に連続殺人犯が判明します。
ずっと隣人が怪しいと思わせておいて実は違う。
読みながら何となく「隣人が犯人ではないのでは?」と感じられます。
実際に犯人ではなかった?と言えるのか疑問ですが殺害はしていなかったと。
殺害はしていないけど・・・。
連続バラバラ殺人事件の殺害した犯人は隣人ではないけどバラバラにしていたと。
バラバラにしていた理由がちょっと理解できなかったです。
そこまでするのかなぁと。
さらには犯人が殺害した理由も男の私には理解ができませんでした。
そこまで考えてしまうものなのかと不思議な感覚にもなりました。
タイトルからしてホラーですけど、グロい表現はあまりないですしホラー苦手な人でも読めます。
未読の方はぜひ読んでみてください。
【編集後記】
昨日は税務調査の相談。
その後に編集者さんと打ち合わせ。
執筆の方向性が見えてきました。
ちょっと書きすぎかと思ったらもっと書いている人がいるとのことでビックリでした。
【イクメン日記】
長男がフォートナイトで初めてビクロイしたらしく騒いでいました。
相変わらずハマっています。
次男も好きでしょっちゅう話をしています。
【一日一新】
炒め玉ねぎ