ホラー小説の「ぜんしゅの跫」を読みました。
姉の琴子の意外な一面も知れて楽しめました。
「ぼぎわんが、来る」を読んでから
※ ネタバレあります。
ホラー小説のぜんしゅの跫を読みました。
「ぼぎわんが、来る」ほか前作で活躍していた比嘉姉妹シリーズです。
跫は「あしおと」と読むようです。
好きな人はぜひ読んだ方がいいですね。
私も好きなので即買いでした。
映画の「来る」を見てからお姉さんのイメージが松たか子になってしまっています。
まぁ悪いということはないのですが琴子が出てくるたびに松たか子でイメージされてしまいますね。
ぜんしゅの跫はぼぎわんを読んでからの方が楽しめます。
短編集のようになっていて、それぞれの話にでてくる登場人物がぼぎわんにでてくる人物だったりします。
ぼぎわん以前の話だったりしますので、ぼぎわんを読んでいた方が楽しめます。
映画の「来る」も良かったのですけど、何が来るのか説明不足過ぎるような気がします。
個人的に本の方が好き。
真琴が活躍
超強い姉の琴子とそれほどでもない妹の真琴。
ぼきわんでは妹の真琴の手におえないものを姉の琴子が対処。
ぜんしゅの跫では妹の真琴が活躍してくれます。
真琴と野崎の結婚式。姉の比嘉琴子は祝いに駆け付けるが、誤って真琴に怪我をさせてしまう。
猛省する琴子は、真琴に代わり、彼女が請け負っていた事件「見えない通り魔」の調査に乗り出す。
夜な夜な通行人を襲って引き摺り回し、建造物を破壊する巨大な化け物の正体とは……!?
論理的にして大胆な霊媒師・比嘉姉妹が活躍する、書き下ろし表題作!
――「ぜんしゅの跫」
姉の琴子でも対処できそうでしたが、強すぎて力で解決してしまうイメージ。
力でねじ伏せるのも嫌いではないですけどね。
「ぼきわんが、来る」でバケモノたちが琴子を恐れているシーンなんかは好きです。
でも「ぜんしゅの跫」でも同じ展開だとちょっと拍子抜けしますよね。
そこで今回は妹の真琴が別の方法で解決に導いてくれると。
ちょっと物足りなさも感じますけど前作までとは違う展開で楽しめます。
あと、姉の琴子の意外な一面が見れるのも楽しい。
強く冷酷なイメージがあった琴子に料理を作ったり家庭的な面があるのが意外。
比嘉姉妹が好きな人は楽しめると思いますので是非。
→ ぜんしゅの跫
【編集後記】
スマートウォッチのバッテリーの減りが早いなと思ったら
頻繁に液晶表示させているからだと気づきました。
通知確認が便利でちょくちょく見てしまいます。
常時表示だともっと減りが早いのでしょうね。
【イクメン日記】
長男はなんでも試したがるけど次男は知らないモノには手をだしません。
性格が全く違います。
同じように育てているはずなのですがこうも違うのは不思議。
【一日一新】
うすいファーム