「税理士業界ってどんなだろう」、、
異業種から税理士事務所などに転職しようとしている人は誰でも不安ですよね。初めて税理士業界に入る方向けに税理士事務所の内容などを中心に書いてみます。
初めての業界に入るときって不安ですよね。
先日も税理士業界についての問い合わせをいただきました。
私が考える税理士事務所のことを中心書いてみます。
誰もが異業種から税理士業界に
私は税理士業界に入って13年くらいになります。
新卒で入社した会社を1年くらいで辞めて税理士事務所に転職しました。
その後、いくつかの税理士事務所で働きました。
従業員数が3人から100人規模まで様々な税理士事務所を経験しましたが、
感じたのは転職組みが多いということ。
「以前は不動産屋でした」「営業やってました」という人が多かったです。
新卒で税理士事務所に入社したというのは私が知っているのは1人だけです。
税理士事務所は異業種からの転職が多いのです。
税理士事務所の内容
初めて税理士事務所に入ろうとする人が気になるのが仕事内容ですよね。
基本的には当然ながら税金に関することです。
個人、法人の税金の計算。
仕事のやり方は税理士事務所によって違う
仕事のやり方は税理士事務所によって全く違います!
その事務所の所長先生の考えによります。
手書きでやっているところもあるし、ITを駆使しているところもあります。
残業がまったくないところもあれば、朝帰りが当たり前のところもある。
資格試験の勉強を応援してくれるところもあれば、そうでないところもある。
その事務所のやり方があるのです。
仕事内容も違う
仕事のやり方は事務所により違うのですが仕事内容も違います。
法人が中心なのか、相続専門なのか、国際税務が多いのか、個人が多いのか。
これもその事務所によりまったく違います!
一般の事務所では相続税の申告はほとんどありません。
1年に1件もないなんて当たり前です。
相続を経験したいなら相続専門の事務所に行かないとなかなか経験できません。
まったくの未経験の方は自分が何をやりたいか、はまだわからないでしょう。
まずは一般的な事務所で経験を積んでそれから考えても遅くはありません。
事務所の規模は大事?
初めて税理士事務所に転職する際に気になるのが事務所の規模ですよね。
税理士事務所は私のように1人のところから何百人もいる大きな事務所まで様々です。
私も3人から100人規模の事務所に勤務したことがありますが、
正直言って人数が多ければいいというわけでもありません。
私が一番長く勤めたのは3人規模の事務所でしたから。
結論から言うと事務所の規模はそんなにこだわる必要はありません。
人数が少ない方が一人の裁量が大きくなります。
自分一人で判断、決断することも多くなります(もちろん所長にも相談する)
ノウハウがないので自分で調べなければいけないことも多いのですがその分力がつきます。
人数が多い事務所だと何かと面倒なことも多いです。
何をするにも上司の決裁待ちみたいな。。。
個人レベルでできることが限られてくるイメージです。
ただ、ノウハウは多いです。自分で調べなくてもノウハウがあるのですぐ答えが手に入ります。
人数が多いと税理士試験の勉強をしていない、諦めている人も多いです。
試験勉強をしてない人の割合が高い気がします。。。
給料も事務所次第
肝心な給料ですが、これも事務所によりまったく違います。
同じ経験年数であっても事務所が違えば給料も大きく違ってきます。
大きな事務所の方が給料が高いかというとそうでもありません。
これは自分の経験からはっきり言えます。
一般的に他の業界と比べて税理士事務所の給料は低いです。
昔から勉強させてやっている、という考えがあるんです。
税理士事務所に給料を求めるのは難しいでしょう。
収入を増やしたかったら一刻も早く資格をとることです。
(給料が高い事務所もあります)
人の入れ替わりが多い
税理士事務所は人の入れ替わりが多いです。
とにかく転職する人が多いのです。
理由としては、
- 給料が低い
- 税理士試験を諦めた
- 所長や事務所に合わない
といったところでしょう。
すでに書いたように所長次第で雰囲気は全く違います。
軍隊みたいなところもあれば、和気藹々としているところもあります。
どちらがいいかはその人次第です。
厳しい環境がいい人が和気藹々の事務所に入っても合わないですよね。
私も勤務時代は転職する人をたくさん見てきました。
ただ、不思議なことに異業種に転職する人はいなかったです。
他の税理士事務所にうつる、経理になる人はいても全くの異業種はいませんでしたね。。
税理士の仕事が嫌になるという人は少ないということでしょう。
それだけやりがいがあるとも言えます。
求人はどこで探すか
初めて税理士事務所に転職しようとする場合に
どこで求人を探せばいいかわかりませんよね。
私の場合は、ハローワークと人材ドラフトで探していました。
一番最初に税理士事務所に入ったときはハローワークです。
私がハローワークに行った日に求人を出した事務所があって、私が一番最初の応募者だったのです。
その後は人材ドラフトで探していました。
人材ドラフトは自分のプロフィールを登録しておくと
税理士事務所側から面接のオファーがきます。
ミスマッチが起こりにくい・・・・・というわけでもなく税理士事務所側からすればとにかくたくさんの人に会いたいのでたくさんオファーをしているところもあります。
とは言っても、全く合わない人にはオファーをしませんからね。
オファーが来たら面接を受けてみるのもいいです。
税理士のブログを見る
税理士業界のことを知りたかったら税理士のブログを見るといいです。
今やいろいろな方が情報発信しています。
私も当ブログにてたまに書いています。
税理士の仕事ってどんなだろう?
税理士業界って?
このような疑問をお持ちの方は是非税理士のブログをみてください。
私がいつも見ているブログの一部を載せておきます。
非常に参考になりますよ。
全部を見るのは大変かもしれませんが、非常に参考になります。
税理士がどのような仕事をしているのかもわかります。
まとめ
いろいろ書きましたが、結局は入ってみないとわかりません。
百聞は一見にしかずと言いますが、まさにその通り。
ネットで検索すればいろんな情報が出てきます。
「あの事務所はやめたほうがいい」「ブラックだ」なんて書いてあっても
書いた人に合わなかっただけで、あなたにとっては良い事務所かもしれません。
本気で税理士になりたいと思っているなら早めに税理士事務所に転職しましょう!
考えているだけでは何にもなりません。
(Gさん、頑張ってください!)
関連記事
【編集後記】
妻のインフルエンザも落ち着いてきたみたい。
このままうつらずに終焉して欲しい!
【イクメン日記】
日曜日にヤマハ音楽教室の発表会なのですが
まっったく練習してない。。。
大丈夫だろうか・・・
【一日一新】
税理士業界についての相談
【一日一捨】
以前の税理士証票(新しいものと交換)
“税理士事務所ってどうなの?異業種からの転職前に知っておくべきこと” への1件の返信
コメントは受け付けていません。