税理士になろう!と決めたら税理士事務所に転職を考えます。
税理士事務所に転職するタイミングはいつがいいのでしょうか?
どのような事務所を選ぶべきでしょうか?
税理士になるためには税理士試験に合格することのほかに
2年の実務経験が必要です。
実務経験を積むためには税理士事務所や税理士法人での勤務が必要となりますが
転職するタイミングも考える必要があります。
税理士になるためには
税理士になるためには、税理士試験に合格しなければいけません。
税理士試験には5科目の合格が必要となり、かなりの長丁場となります。
当ブログでも税理士試験については何度か書いています。
税理士試験の勉強は本当に大変です。
続けるだけでも大変ですし、合格するのはもっと大変!
しかも試験に合格しただけでは税理士にはなれません。
2年間の実務経験が必要となるのです。
これが結構厄介な場合がありまして、
勤めていた事務所の税理士先生の実印・印鑑証明が必要なのです。。。
税理士業界は人の入れ替わりが激しい業界でもあり
退職する時に揉めることも少なくありません。
揉めて退職するとこの「実務経験の証明」がもらえない場合もあるので注意しないといけません。
関連退職するときは揉めないように!後腐れないようスッキリ辞める
証明を出さない、というのはやってはいけないはずなのですが、、、
税理士事務所への転職
税理士になりたいのであれば、実務経験が必要。
ということは税理士事務所に転職しなければいけません。
転職するにあたり、「いつ」「どこ」が問題となります。
転職のタイミングは?
税理士業界の採用活動が盛んになる時期は2回あります。
8月の税理士試験の後 と 12月の試験結果発表の後 です。
この2回は大手の税理士法人なども求人を出しますし、
TACなどの専門学校でも就職説明会などをやっています。
税理士業界に転職するならこの時期なら求人が多いです。
特に未経験者の場合はなかなか採用してもらえないケースもありますので
求人数が多いこの時期に集中して転職活動をするのもありです。
本気ならすぐにでも
年2回採用活動がある、というのは業界の話。
あなた自身にとってのベストなタイミングがいつか?が問題です。
ちょうど8月と12月の時期に合えばいいですが、なかなかそうもいかないでしょう。
本気で税理士業界に入るつもりなら早めがいいです。
早く転職して早く仕事を覚えて早く資格を取る。
税理士業界なら試験勉強をしていても不思議ではありません、むしろ当たり前です。堂々と勉強できます。
年2回の採用活動が盛んになる時期は大手の税理士法人なども採用活動をしているため、なかなか小さい税理士事務所は採用できないケースもあります。そのため、あえてその時期に求人を出していない・時期をずらしている事務所もあります。
8月と12月に合わせる必要はありません。
どの事務所に転職するか?
これも非常に重要!
未経験者は3年頑張る
未経験の場合はとにかく「入る」ことを目的にした方がいいです。
ブラックが多い、と言われますがとにかく3年くらいは頑張る。
経験が3年くらいあれば転職しやすくなりますから。
私も未経験で税理士事務所に転職しました。
当時は簿記3級しかもっていなかったのですが、採用していただいたので非常にありがたかったです!ハローワークに行ったらたまたまその日に公開された求人があって応募したのです。私が1番目だったらしいのでラッキーもありました。
その事務所で3年ほど働いてから転職しました。
実務経験が3年あったので声をかけていただける事務所も結構ありましたよ。
実務経験があると転職しやすいです。
どの事務所に入るか
どのような税理士事務所に入るのかも非常に重要です。
相続税の申告をしたいなら相続専門の事務所に入った方がいいです。
一般の税理士事務所では一生経験できない可能性もあります。
海外税務をやりたいなら大手でないとダメでしょう。
試験勉強を優先したいなら残業のない事務所を選ぶ。
まず、自分が何を優先したいのかをはっきりさせましょう!
正直、税理士事務所の給与水準は高いとは言えません。
給与を求めるのではなく、仕事内容・試験勉強を優先させましょう。
小規模な事務所は所長先生次第です。
雰囲気が明るか暗いか、中には軍隊みたいな事務所もあります。
このあたりは面接の時などに実際に事務所を見てみないとわかりません。
まとめ
税理士になりたいのであれば税理士事務所での勤務経験が必要です。
本気でなりたいのであればなるべく早めの方がいいでしょう。
早く実務を覚えて早く資格を取る。
今の仕事の状況にもよるでしょうが、
本気なら早めに動いた方がいいでしょう。
迷っている時間が勿体無いですよ。
まだ試験勉強中であれば、一般の会社よりも税理士事務所の方が理解を得やすいでしょう。資格も早く取れる可能性もあります。
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【編集後記】
1日3記事くらいのペースで書いていますが結構疲れますね。
何より途中で集中力がきれて余計なことをしちゃいます・・・
※本日2記事目
【イクメン日記】【一日一新】【一日一捨】は1記事目に記載してます。
ジュニアNISAの本当のメリットはお金の話ができるようになること